2021年9月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は4,627億9,900万円、前年同月比110.7%となった。
内需は、3,458億9,300万円、前年同月比104.9%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比159.9%、非製造業向けは同119.4%、官公需向けは同64.7%、代理店向けは同100.6%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(158.3%)、鉱山機械(140.4%)、化学機械 ( 129.7% )、プラスチック加工機械( 124.6% )、ポンプ( 109.1% )、送風機 (106.6%)、運搬機械(131.0%)、変速機(138.0%)、金属加工機械(141.5%)の9機種であり、減少した機種は、タンク(38.9%)、圧縮機(93.4%)、その他機械 (58.8%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,169億600万円、前年同月比132.3%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(112.8%)、鉱山機械(353.2%)、化学機械 ( 131.8% )、プラスチック加工機械( 173.5% )、ポンプ( 131.6% )、圧縮機 (132.6%)、送風機(159.8%)、変速機(144.5%)、その他機械(281.8)の9機種であり、減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、運搬機械(95.3%)、金属加工機械(50.8%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
非鉄金属、電力の増加により前年同月比146.9%となった。
②鉱山機械
窯業土石、建設、外需の増加により同156.3%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学の増加により同130.0%となった。
④タンク
石油・石炭の減少により同38.9%となった。
⑤プラスチック加工機械
その他製造業、外需の増加により同156.7%となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の増加により同112.9%となった。
⑦圧縮機
外需の増加により同110.6%となった。
⑧送風機
鉄鋼、電力の増加により同109.3%となった。
⑨運搬機械
卸売・小売の増加により同116.5%となった。
⑩変速機
窯業土石、はん用・生産用、その他製造業、外需の増加により同138.8%となった。
⑪金属加工機械
はん用・生産用、外需の減少により同92.5%となった。
タグ
最終更新:2021/11/1612:21