2021年9月 産業機械受注状況

2021/11/1612:12配信

1.概 要 

本月の受注高は4,627億9,900万円、前年同月比110.7%となった。


内需は、3,458億9,300万円、前年同月比104.9%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比159.9%、非製造業向けは同119.4%、官公需向けは同64.7%、代理店向けは同100.6%であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(158.3%)、鉱山機械(140.4%)、化学機械 ( 129.7% )、プラスチック加工機械( 124.6% )、ポンプ( 109.1% )、送風機 (106.6%)、運搬機械(131.0%)、変速機(138.0%)、金属加工機械(141.5%)の9機種であり、減少した機種は、タンク(38.9%)、圧縮機(93.4%)、その他機械 (58.8%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、1,169億600万円、前年同月比132.3%となった。

本月、プラント案件はなかった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(112.8%)、鉱山機械(353.2%)、化学機械 ( 131.8% )、プラスチック加工機械( 173.5% )、ポンプ( 131.6% )、圧縮機 (132.6%)、送風機(159.8%)、変速機(144.5%)、その他機械(281.8)の9機種であり、減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、運搬機械(95.3%)、金属加工機械(50.8%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


2.機種別の動向 

①ボイラ・原動機 

非鉄金属、電力の増加により前年同月比146.9%となった。 

②鉱山機械 

窯業土石、建設、外需の増加により同156.3%となった。 

③化学機械(冷凍機械を含む) 

化学の増加により同130.0%となった。 

④タンク 

石油・石炭の減少により同38.9%となった。 

⑤プラスチック加工機械 

その他製造業、外需の増加により同156.7%となった。 

⑥ポンプ 

官公需、外需の増加により同112.9%となった。 

⑦圧縮機 

外需の増加により同110.6%となった。 

⑧送風機 

鉄鋼、電力の増加により同109.3%となった。 

⑨運搬機械 

卸売・小売の増加により同116.5%となった。 

⑩変速機 

窯業土石、はん用・生産用、その他製造業、外需の増加により同138.8%となった。 

⑪金属加工機械

はん用・生産用、外需の減少により同92.5%となった。

最終更新:2021/11/1612:21

一般社団法人 日本産業機械工業会