2021年8月 産業機械受注状況

2021/10/1213:35配信

1.概 要 

本月の受注高は4,040億7,000万円、前年同月比83.3%となった。


内需は、2,410億2,600万円、前年同月比101.4%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比113.6%、非製造業向けは同63.1%、官公需向けは同181.1%、代理店向けは同105.2%であった。

増加した機種は、鉱山機械(105.4%)、タンク(136.4%)、プラスチック加工機械(128.3%)、ポンプ(114.0%)、圧縮機(110.7%)、送風機(149.7%)、運搬機械 (301.7%)、変速機(124.8%)、金属加工機械(104.2%)、その他機械(206.3%) の10機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(41.0%)、化学機械(82.8%) の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


外需は、1,630億4,400万円、前年同月比65.9%となった。

プラントは2件、235億8,100万円となり、前年同月比455.8%となった。 

増加した機種は、タンク(前年同月の受注金額がマイナスのため、比率を計上できず)、プラスチック加工機械(353.4%)、ポンプ(180.2%)、送風機 (224.8%)、運搬機械(460.6%)、変速機(209.7%)、金属加工機械(229.7%)、その他機械(556.7)の8機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(97.8%)、鉱山機械(57.1%)、化学機械(8.1%)、圧縮機(86.7%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。  


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力の減少により前年同月比61.9%となった。

②鉱山機械

外需の減少により同91.8%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

外需の減少により同28.5%となった。 

④タンク

化学、石油・石炭、その他非製造業の増加により同139.1%となった。 

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同269.2%となった。 

⑥ポンプ

外需の増加により同127.7%となった。

⑦圧縮機

外需の減少により同97.5%となった。

⑧送風機

電力、その他非製造業、官公需、外需の増加により同155.7%となった。

⑨運搬機械

卸売・小売、外需の増加により同337.4%となった。

⑩変速機

官公需、外需の増加により同133.9%となった。

⑪金属加工機械

外需の増加により同144.0%となった。

最終更新:2021/10/1213:54

一般社団法人 日本産業機械工業会