2021年7月 産業機械受注状況

2021/09/1513:21配信

1.概 要

本月の受注高は3,661億600万円、前年同月比137.4%となった。


内需は、2,699億円、前年同月比126.0%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比113.4%、非製造業向けは 同97.6%、官公需向けは同199.3%、代理店向けは同104.3%であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(143.8%)、鉱山機械(101.5%)、化学機械 (137.5%)、タンク(147.4%)、プラスチック加工機械(136.2%)、ポンプ(128.4%)、 圧縮機(120.2%)、変速機(112.2%)、金属加工機械(241.4%)、その他機械 (162.3%)の10機種であり、減少した機種は、送風機(53.7%)、運搬機械 (49.3%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、962億600万円、前年同月比184.0%となった。 

プラントは3件、34億3,700万円となった(前年同月比は前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。

増加した機種は、鉱山機械(前年同月の受注金額がマイナスのため、比率を計上できず)、化学機械(229.7%)、タンク(100.0%)、プラスチック加工機械 (328.1%)、ポンプ(116.8%)、圧縮機(105.3%)、運搬機械(318.8%)、変速機 (229.1%)、金属加工機械(331.0%)、その他機械(157.5)の10機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(83.6%)、送風機(60.6%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。  


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

非鉄金属、電気機械、情報サービス、官公需の増加により前年同月比 128.0%となった。

②鉱山機械

鉱業、外需の増加により同145.3%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

電力、官公需、外需の増加により同146.1%となった。

④タンク

石油・石炭の増加により同147.1%となった。

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同268.3%となった。

⑥ポンプ

官公需の増加により同126.2%となった。

⑦圧縮機

化学、はん用・生産用、官公需、外需の増加により同112.9%となった。 

⑧送風機

鉄鋼の減少により同54.1%となった。

⑨運搬機械

電力の減少により同72.5%となった。

⑩変速機

はん用・生産用、外需の増加により同125.4%となった。

⑪金属加工機械

鉄鋼、外需の増加により同266.8%となった。

最終更新:2021/09/1513:41

一般社団法人 日本産業機械工業会