2021年5月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は2,821億5,100万円、前年同月比115.3%となった。
内需は、1,833億9,600万円、前年同月比95.0%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比113.4%、非製造業向けは同112.1%、官公需向けは同61.1%、代理店向けは同113.9%であった。
増加した機種は、化学機械(116.7%)、プラスチック加工機械(170.9%)、ポンプ(100.6%)、圧縮機(132.8%)、送風機(118.5%)、運搬機械(117.9%)、変速機 (124.8%)、金属加工機械(185.3%)の8機種であり、減少した機種は、ボイラ・ 原動機(68.7%)、鉱山機械(87.3%)、タンク(79.3%)、その他機械(64.4%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、987億5,500万円、前年同月比191.1%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(115.6%)、鉱山機械(1411.8%【約14倍】)、化学機械(248.8%)、タンク(200.0%)、プラスチック加工機械(224.5%)、ポンプ(175.5%)、圧縮機(114.7%)、送風機(153.6%)、変速機(252.5%)、金属加工機械(273.0%)、その他機械(395.1)の11機種であり、減少した機種は、運搬機械(77.4%)の1機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
非鉄金属、官公需の減少により前年同月比77.5%となった。
②鉱山機械
非鉄金属、鉱業、外需が増加したものの、建設の減少により同99.6% となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学、はん用・生産用、運輸・郵便、外需、代理店の増加により同131.8%となった。
④タンク
石油・石炭の減少により同79.4%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同207.4%となった。
⑥ポンプ
外需の増加により同117.4%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用、外需の増加により同123.1%となった。
⑧送風機
運輸・郵便の増加により同122.1%となった。
⑨運搬機械
造船、卸売・小売、その他非製造業、官公需の増加により同104.2%と なった。
⑩変速機
金属製品、その他製造業、外需の増加により同139.3%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、外需の増加により同198.0%となった。
タグ
最終更新:2021/07/1311:57