三菱ふそう 「高度運転支援」×「地図技術」でさらに安全な社会をウーブン・アルファと共同研究に着手
●ECSW とは
ECSW は、車両が急カーブに進入する際、ドライバーが安全な速度に落とせるよう、十分な余裕をもって警告を与えるシステムです。商用車の車両状況と、これから進入するカーブの曲率や現在の走行速度とを照らし合わせて、適切なタイミングでドライバーに急カーブへの進入を予告し、十分な減速を促します。これにより、カーブでの横転や対向車線へのはみ出しなどを防ぎ、安全運転の向上に貢献します。
ECSW には、車両の状況を感知するシステムだけでなく、車両の走行ルートを詳細に予知する地図技術が不可欠です。このたびの共同研究では、MFTBCの大型トラック「スーパーグレート」を用いて、AMP を用いた本装置を実証します。
実証実験に使用される MFTBC の大型トラック「スーパーグレート」
ウーブン・プラネット・グループについて
ウーブン・プラネット・グループは、2018年に設立されたトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・ デベロップメント株式会社の事業を更に拡大、発展させるために、2021年 1 月にウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、ウーブン・コア株式会社、ウーブン・アルファ株式会社、ウーブン・キャピタルの新体制のもと事業を開始しました。それぞれの強みと専門性を活かし、相乗効果を生み出し、ビジョンとして掲げる「Mobility to Love, Safety to Live」を実現します。自動運転技術、ロボティクス、スマートシティなどの分野において、新しいイノベーションの創出とパートナーシップの拡充を通して、人々の働き方や暮らしを変えていきます。コネクティッド技術に支えられた安全でサステイナブルなモビリティを創り、すべての人々に幸せを届けることをめざしています。
詳細はこちらをご参照ください。https://www.woven-planet.global/jp/
三菱ふそうトラック・バス株式会社について
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が 89.29%、三菱グループ各社が 10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。85年以上の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170 以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル 2 相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。
Daimler Trucks Asia について
ダイムラートラック社傘下のダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、85 年以上の歴史を持つ日本の商用車業界の象徴である三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と、インド市場で新進気鋭の商用車メーカーであるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)を共同で運営する組織体です。DTAは、製品開発、生産、輸出、調達、開発を組織として共同で行う戦略的なビジネスモデルを採用することで、革新的で最先端かつ価値の高い製品をお客様に提供しています。DTAは「人と地球に、より良い生活と環境を実現するモビリティ・ソリューションを提供します」をビジョンとし、全世界のダイムラートラックグループの目的である 「For all who keep the world moving/世界を動かし続ける全ての人々のために」を柱として活動しています。
三菱ふそう公式HP:
https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/
[プレスリリース内容の問い合せ先]
広報部
若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com
休波 TEL: 044-331-6764 /E-Mail: nozomu.yasunami@daimler.com
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最終更新:2021/06/2316:39