2021年2月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は9,873億3,300万円、前年同月比319.4%となった。
内需は、1,966億7,600万円、前年同月比92.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比110.6%、非製造業向けは同68.1%、官公需向けは同108.0%、代理店向けは同99.8%であった。
増加した機種は、化学機械(100.9%)、プラスチック加工機械(138.8%)、ポンプ(103.6%)、送風機(111.9%)、運搬機械(105.9%)、変速機(127.2%)、金属加工機械(139.7%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(74.0%)、鉱 山機械(82.3%)、タンク(18.9%)、圧縮機(94.6%)、その他機械(87.9%)の5機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、7,906億5,700万円、前年同月比813.7%となった。
プラントは2件、7,190億6,900万円となり、前年同月比7449.9% 【約 75 倍】となった。
増加した機種は、化学機械(3549.1%【約 36 倍】)、プラスチック加工機械 (177.2%)、圧縮機(126.1%)、送風機(133.9%)、運搬機械(250.6%)、変速機 (151.4%)、その他機械(127.8%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動 機(27.2%)、鉱山機械(39.0%)、タンク(1.3%)、ポンプ(55.9%)、金属加工機械 (21.6%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力、外需の減少により前年同月比58.4%となった。
②鉱山機械
窯業土石、外需の減少により同77.0%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需の増加により同991.3%となった。
④タンク
石油・石炭、外需の減少により同7.5%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同163.3%となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の減少により同93.5%となった。
⑦圧縮機
外需の増加により同107.3%となった。
⑧送風機
電力、官公需の増加により同112.7%となった。
⑨運搬機械
運輸・郵便、外需の増加により同139.1%となった。
⑩変速機
はん用・生産用、情報通信機械、その他製造業の増加により同131.4%となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により同97.7%となった。
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最終更新:2021/04/1312:30