2021年1月 産業機械受注状況

2021/03/1212:02配信

1.概 要 

本月の受注高は2,623億2,900万円、前年同月比110.5%となった。


内需は、1,812億8,400万円、前年同月比117.5%となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比104.4%、非製造業向けは 同143.1%、官公需向けは同120.8%、代理店向けは同102.6%であった。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(154.1%)、鉱山機械(104.9%)、化学機械 (141.4%)、変速機(119.7%)、金属加工機械(127.0%)の5機種であり、減少した機種は、タンク(78.9%)、プラスチック加工機械(88.5%)、ポンプ(85.9%)、圧縮 機(84.7%)、送風機(72.4%)、運搬機械(82.3%)、その他機械(93.3%)の7機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、810億4,500万円、前年同月比97.6%となった。

本月、プラント案件はなかった。

増加した機種は、プラスチック加工機械(182.3%)、ポンプ(119.8%)、変速機 (189.8%)、金属加工機械(235.9%)、その他機械(236.6%)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(72.6%)、鉱山機械(70.7%)、化学機械(41.7%)、タンク(28.6%)、圧縮機(79.5%)、送風機(34.5%)、運搬機械(96.2%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力の増加により前年同月比134.2%となった。

②鉱山機械

窯業土石、建設の増加により同102.5%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

電力、官公需の増加により同103.6%となった。

④タンク

石油・石炭の減少により同78.2%となった。

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同149.8%となった。

⑥ポンプ

その他非製造業、官公需の減少により同94.2%となった。

⑦圧縮機

化学、建設、外需、代理店の減少により同81.8%となった。

⑧送風機

電力、官公需の減少により同67.6%となった。

⑨運搬機械

化学、電気機械、卸売・小売の減少により同87.1%となった。

⑩変速機

外需の増加により同128.9%となった。

⑪金属加工機械

外需の増加により同149.6%となった。

最終更新:2021/03/1212:37

一般社団法人 日本産業機械工業会