2020年 産業機械輸出契約状況 (2020年1~12月)

2021/02/1716:09配信

1.概 要 

2020年の主要約70社の産業機械輸出は、アジア、中東が増加したものの、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、ロシア・東欧の減少により、前年比98.2%の1兆2,857億円となった。 

単体機械は、アジア、中東の増加により、前年比114.1%の 1兆2,568億円となった。 

プラントは、アジア、北アメリカの減少により、前年比13.9%の 288億円となった。


2.機種別の動向

(1)単体機械

①ボイラ・原動機

アジア、中東、ロシア・東欧の増加により、前年比107.2%となった。 

②鉱山機械 

中東、オセアニアの減少により、前年比62.6%となった。 

③化学機械 

アジア、中東の増加により、前年比305.4%となった。 

④プラスチック加工機械 

アジア、ヨーロッパの増加により、前年比102.9%となった。  

⑤風水力機械 

中東、ヨーロッパ、北アメリカの減少により、前年比89.7%となった。 

⑥運搬機械 

アジアの減少により、前年比87.5%となった。 

⑦変速機 

北アメリカが減少したものの、アジアの増加により、前年比 100.9%となった。 

⑧金属加工機械 

アジア、北アメリカの減少により、前年比64.1%となった。 

⑨冷凍機械 

アジア、中東、ヨーロッパ、オセアニアの減少により、前年比 79.5%となった。


(2)プラント 

全てのプラントが減少し、前年比13.9%となった。  

最終更新:2021/02/1716:20

一般社団法人 日本産業機械工業会