2020年12月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,829億4,700万円、前年同月比98.8%となった。
内需は、2,731億6,900万円、前年同月比104.5%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比80.8%、非製造業向けは 同151.3%、官公需向けは同78.9%、代理店向けは同100.4%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(184.2%)、鉱山機械(156.2%)、タンク (123.3%)、プラスチック加工機械(136.8%)、ポンプ(100.8%)、圧縮機(102.5%)、 送風機(171.4%)、変速機(115.0%)、金属加工機械(136.6%)の9機種であり、 減少した機種は、化学機械(76.3%)、運搬機械(74.0%)、その他機械(59.3%)の 3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,097億7,800万円、前年同月比86.9%となった。
プラントは2件、25億6,600万円となり、前年同月比44.6%となった。 増加した機種は、タンク(前年同月の受注金額がゼロのため比率を計上で きず)、プラスチック加工機械(125.5%)、圧縮機(117.8%)、運搬機械(106.0%)、 変速機(125.7%)、その他機械(116.3%)の6機種であり、減少した機種は、ボイ ラ・原動機(78.7%)、鉱山機械(20.3%)、化学機械(82.1%)、ポンプ(35.3%)、送風機(37.8%)、金属加工機械(53.1%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比138.7%となった。
②鉱山機械
窯業土石の増加により同133.7%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学、石油・石炭、電気機械、外需の減少により同77.3%となった。
④タンク
外需の増加により同192.7%となった。
⑤プラスチック加工機械
繊維、外需の増加により同130.0%となった。
⑥ポンプ
外需の減少により同75.3%となった。
⑦圧縮機
外需の増加により同110.1%となった。
⑧送風機
官公需の増加により同152.2%となった。
⑨運搬機械
卸売・小売の減少により同84.0%となった。
⑩変速機
情報通信機械、その他製造業、外需の増加により同116.6%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の増加により同108.7%となった。
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最終更新:2021/02/1616:15