2020年11月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,159億9,500万円、前年同月比82.5%となった。
内需は、2,248億3,200万円、前年同月比74.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比106.9%、非製造業向けは 同41.0%、官公需向けは同125.9%、代理店向けは同93.7%であった。
増加した機種は、化学機械(125.9%)、タンク(1007.4%【約 10 倍】)、プラスチック加工機械(163.4%)、変速機(107.3%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(32.9%)、鉱山機械(51.7%)、ポンプ(96.7%)、圧縮機(92.0%)、送風機 (79.6%)、運搬機械(93.7%)、金属加工機械(67.7%)、その他機械(90.3%)の8 機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、911億6,300万円、前年同月比113.1%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機( 183.5% )、プラスチック加工機械 (301.4%)、送風機(131.1%)、変速機(107.0%)、その他機械(105.4%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(67.8%)、化学機械(84.1%)、タンク(10.0%)、 ポンプ(96.4%)、圧縮機(76.7%)、運搬機械(59.8%)、金属加工機械(57.2%)の 7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の減少により前年同月比42.6%となった。
②鉱山機械
窯業土石の減少により同52.4%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学の増加により同118.9%となった。
④タンク
その他非製造業の増加により同960.7%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同240.1%となった。
⑥ポンプ
その他非製造業、官公需の減少により同96.7%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同83.5%となった。
⑧送風機
その他非製造業、官公需の減少により同84.2%となった。
⑨運搬機械
運輸・郵便、その他非製造業、外需の減少により同79.9%となった。
⑩変速機
情報通信機械、その他製造業の増加により同107.3%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、外需の減少により同64.8%となった。
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最終更新:2021/01/1513:39