2020年10月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,066億6,200万円、前年同月比81.7%となった。
内需は、2,248億2,800万円、前年同月比78.3%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比105.4%、非製造業向けは 同53.4%、官公需向けは同85.7%、代理店向けは同93.0%であった。
増加した機種は、鉱山機械(106.4%)、タンク(471.1%)、プラスチック加工機械 (130.1%)、ポンプ(120.4%)、送風機(124.2%)、運搬機械(120.9%)、変速機 (119.8%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(53.7%)、化学機械 (81.2%)、圧縮機(99.4%)、金属加工機械(51.2%)、その他機械(71.9%)の5機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、818億3,400万円、前年同月比93.1%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、化学機械(127.3%)、プラスチック加工機械(284.5%)、変 速機(108.5%)の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(53.1%)、鉱山 機械(79.3%)、タンク(前年同月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、 ポンプ(99.0%)、圧縮機(85.0%)、送風機(30.5%)、運搬機械(30.0%)、金属加 工機械(89.8%)、その他機械(72.6%)の9機種であった(括弧の数字は前年同月 比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の減少により前年同月比53.7%となった。
②鉱山機械
鉱業の増加により同105.1%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、官公需の減少により同91.7%となった。
④タンク
その他非製造業の増加により同471.1%となった。
⑤プラスチック加工機械
その他製造業、外需の増加により同213.2%となった。
⑥ポンプ
官公需の増加により同115.8%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同91.3%となった。
⑧送風機
官公需の増加により同118.4%となった。
⑨運搬機械
造船、外需の減少により同89.0%となった。
⑩変速機
その他製造業の増加により同118.3%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の減少により同66.7%となった
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最終更新:2020/12/1816:32