2020年6月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,257億5,700万円、前年同月比83.8%となった。
内需は、2,516億400万円、前年同月比95.1%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比78.5%、非製造業向けは 同98.9%、官公需向けは同131.2%、代理店向けは同89.4%であった。
増加した機種は、鉱山機械(168.7%)、化学機械(100.6%)、ポンプ (102.8%)、運搬機械(111.8%)、変速機(106.2%)、その他機械(122.9%)の6機 種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(76.8%)、タンク(77.3%)、プラスチッ ク機械(47.1%)、圧縮機(84.1%)、送風機(98.7%)、金属加工機械(70.0%)の 6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、741億5,300万円、前年同月比59.7%となった。
プラントは5件、46億9,600万円となり、前年同月比48.9%となった。
増加した機種は、化学機械(121.5%)、圧縮機(108.6%)、変速機(124.1%) の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(22.9%)、鉱山機械(34.9%)、 タンク(今月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、プラスチック機械 (54.1%)、ポンプ(64.6%)、送風機(47.3%)、運搬機械(54.0%)、金属加工機械 (56.2%)、その他機械(25.6%)の9機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
外需の減少により前年同月比59.9%となった。
②鉱山機械
建設の増加により同162.4%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
その他非製造業、外需の増加により同105.3%となった。
④タンク
化学、石油・石炭、外需の減少により同66.7%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の減少により同51.4%となった。
⑥ポンプ
外需の減少により同92.4%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用の減少により同95.6%となった。
⑧送風機
外需の減少により同91.0%となった。
⑨運搬機械
化学、運輸・郵便の減少により同89.2%となった。
⑩変速機
情報通信、運輸・郵便、外需の増加により同108.7%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、金属、自動車、外需の減少により同67.8%となった。
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最終更新:2020/08/1816:34