2020年5月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は2,448億 100万円、前年同月比87.0%となった。
内需は、1,931億3,000万円、前年同月比102.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比74.3%、非製造業向けは 同86.5%、官公需向けは同219.7%、代理店向けは同87.6%であった。 増加した機種は、ボイラ・原動機(135.6%)、ポンプ(119.2%)、その他機械 (183.4%)の3機種であり、減少した機種は、鉱山機械(93.7%)、化学機械 (75.7%)、タンク(63.9%)、プラスチック機械(63.2%)、圧縮機(60.7%)、送風機 (42.0%)、運搬機械(85.7%)、変速機(98.5%)、金属加工機械(54.6%)の9機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、516億7,100万円、前年同月比55.3%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、送風機(202.9%)の1機種であり、減少した機種は、ボイラ・ 原動機(33.5%)、鉱山機械(5.0%)、化学機械(41.4%)、タンク(50.0%)、プラスチ ック機械(98.3%)、ポンプ(92.9%)、圧縮機(89.1%)、運搬機械(48.3%)、変速機 (77.4%)、金属加工機械(9.5%)、その他機械(72.7%)の11機種であった(括弧 の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
外需の減少により前年同月比86.2%となった。
②鉱山機械
窯業土石、鉱業、外需の減少により同80.6%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
食品、化学、電気機械、運輸・郵便、その他非製造業、外需の減少によ り同69.2%となった。
④タンク
化学、石油・石炭の減少により同63.9%となった。
⑤プラスチック加工機械
はん用・生産用、自動車、その他製造業の減少により同83.5%となっ た。
⑥ポンプ
官公需の増加により同112.1%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用、外需の減少により同73.2%となった。
⑧送風機
鉄鋼、官公需の減少により同45.7%となった。
⑨運搬機械
情報通信、自動車、外需の減少により同67.9%となった。
⑩変速機
鉄鋼、情報通信、外需の減少により同95.6%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、外需の減少により同32.3%となった。
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最終更新:2020/07/1011:44