2019年度 環境装置受注状況 (2019年4月~2020年3月)
2019年度の環境装置受注は、前年度比103.5%の5,780億円となり、3年ぶりに前年度を上回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
化学向け、機械向け産業廃水処理装置、その他向け事業系廃棄物処理装置の減少により、前年度比82.6%の566億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置、その他向けごみ処理装置関連機器の増加により、前年度比139.9%の783億円となった。
③官公需
都市ごみ処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により、前年度比109.9%の4,233億円となった。
④外需
都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の減少により、前年度比40.3%の197億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の鉄鋼向け、電力向けの増加により、前年度比166.2%の472億円となった。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の化学向け、機械向け、下水汚水処理装置の海外向けの減少により、前年度比91.5%の1,996億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需向け、関連機器のその他非製造業向けの増加により、前年度比106.3%の3,298億円となった。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けの減少により、前年度比79.7%の13億円となった。
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最終更新:2020/05/2718:05