酔っ払い運転も!台湾警察大学の日本製ドライブシミュレーターによる訓練を直撃
台湾桃園市にある中央警察大学は、台湾警察の幹部養成を担うエリート校です。
ここで、日本のフォーラムエイトが開発したVR(バーチャルリアリティー)ソフト「UC-win/Road」やドライビングシミュレーターが使われているとの情報を入手したので、平成最後の仕事として直撃取材を試みました。
中央警察大学の校舎(以下の写真:家入龍太)
校舎の一角には、フォーラムエイト製ドライビングシミュレーターが3台設置されていた
台湾警察のエリートと教官たち。ドライビングシミュレーターの運転席に座っている方が、交通学科長のピーチャン・チャンさん
このドライビングシミュレーターは、実物のクルマの動きを物理法則に従って忠実に再現できるものです。
これを台湾警察のエリートたちが訓練に使っていると聞いて、真っ先に想像したのが犯人とのカーチェイスやクルマの前に回り込んで停車されるための激しい訓練でした。
しかし、実際の使い方は
ナ、ナ、ナ、ナント、
安全運転を極める
ことを追究するという、極めてオーソドックスなものだったのです。
ドライビングシミュレーターの訓練に先立って講義する陳家福教官
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最終更新:2019/11/2018:08