2020年1月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は2,373億9,500万円、前年同月比66.8%となった。
内需は、1,543億3,800万円、前年同月比68.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比88.1%、非製造業向けは 同39.7%、官公需向けは同118.3%、代理店向けは同103.1%であっ た。
増加した機種は、鉱山機械(140.9%)、ポンプ(100.6%)、その他機械 (103.4%)の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(36.8%)、化学機械 (84.1%)、タンク(37.8%)、プラスチック機械(84.7%)、圧縮機(95.3%)、送風機 (89.0%)、運搬機械(80.1%)、変速機(91.9%)、金属加工機械(80.4%)の9機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、830億5,700万円、前年同月比63.4%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、鉱山機械(107.4%)、化学機械(171.9%)、タンク (233.3%)、送風機(181.3%)、運搬機械(109.2%)の5機種であり、減少した機 種は、ボイラ・原動機(22.5%)、プラスチック機械(65.4%)、ポンプ(87.3%)、圧 縮機(87.1%)、変速機(55.8%)、金属加工機械(19.5%)、その他機械(34.2%) の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力、外需の減少により前年同月比31.9%となった。
②鉱山機械
窯業土石、建設の増加により同137.8%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需の増加により同104.2%となった。
④タンク
化学、石油・石炭の減少により同38.2%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の減少により同71.0%となった。
⑥ポンプ
外需の減少により同97.0%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同90.7%となった。
⑧送風機
鉄鋼、官公需の減少により同95.2%となった。
⑨運搬機械
鉄鋼、電力、運輸・郵便、卸売・小売の減少により同88.3%となった。
⑩変速機
はん用・生産用、外需の減少により同84.7%となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により同48.7%となった。
タグ
最終更新:2020/03/1615:49