2019年12月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,876億5,600万円、前年同月比97.5%となった。
内需は、2,613億8,300万円、前年同月比158.6%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比625.4%【約 6 倍】、非製造業向けは同107.4%、官公需向けは同99.7%、代理店向けは同103.8%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず)、化学機械(133.5%)、ポンプ(103.0%)、その他機械(126.9%) の4機種であり、減少した機種は、鉱山機械(68.0%)、タンク(61.5%)、プラスチック機械(74.8%)、圧縮機(87.9%)、送風機(88.9%)、運搬機械(85.3%)、変速機(88.9%)、金属加工機械(40.5%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,262億7,300万円、前年同月比54.2%となった。
プラントは2件、57億5,700万円、前年同月比31.8%となった。
増加した機種は、鉱山機械(237.3%)、タンク(前年同月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず)、ポンプ(130.3%)、送風機(117.7%)、運搬機械 (103.1%)、金属加工機械(101.8%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(35.1%)、化学機械(43.9%)、プラスチック機械(82.0%)、圧縮機(72.8%)、変速機(72.8%)、その他機械(91.6%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
鉄鋼、電力の増加により前年同月比106.3%となった。
②鉱山機械
窯業土石、鉱業の減少により同77.1%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同97.7%となった。
④タンク
石油・石炭の減少により同62.0%となった。
⑤プラスチック加工機械
繊維、外需の減少により同78.9%となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の増加により同112.1%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用、外需の減少により同79.7%となった。
⑧送風機
自動車、電力の減少により同92.1%となった。
⑨運搬機械
鉄鋼、建設、運輸・郵便の減少により同90.2%となった。
⑩変速機
その他製造業、官公需、外需の減少により同86.0%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の減少により同50.7%となった。
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最終更新:2020/02/2015:08