2019年12月 産業機械受注状況

2020/02/2014:42配信

1.概  要 

 

本月の受注高は3,876億5,600万円、前年同月比97.5%となった。 

 

内需は、2,613億8,300万円、前年同月比158.6%となった。 

 内需のうち、製造業向けは前年同月比625.4%【約 6 倍】、非製造業向けは同107.4%、官公需向けは同99.7%、代理店向けは同103.8%であった。 

 増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず)、化学機械(133.5%)、ポンプ(103.0%)、その他機械(126.9%) の4機種であり、減少した機種は、鉱山機械(68.0%)、タンク(61.5%)、プラスチック機械(74.8%)、圧縮機(87.9%)、送風機(88.9%)、運搬機械(85.3%)、変速機(88.9%)、金属加工機械(40.5%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 

 

外需は、1,262億7,300万円、前年同月比54.2%となった。 

 プラントは2件、57億5,700万円、前年同月比31.8%となった。 

 増加した機種は、鉱山機械(237.3%)、タンク(前年同月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず)、ポンプ(130.3%)、送風機(117.7%)、運搬機械 (103.1%)、金属加工機械(101.8%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(35.1%)、化学機械(43.9%)、プラスチック機械(82.0%)、圧縮機(72.8%)、変速機(72.8%)、その他機械(91.6%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 

 

2.機種別の動向  

①ボイラ・原動機 

鉄鋼、電力の増加により前年同月比106.3%となった。 

②鉱山機械 

窯業土石、鉱業の減少により同77.1%となった。 

③化学機械(冷凍機械を含む) 

外需の減少により同97.7%となった。 

④タンク 

石油・石炭の減少により同62.0%となった。 

⑤プラスチック加工機械 

繊維、外需の減少により同78.9%となった。 

⑥ポンプ 

官公需、外需の増加により同112.1%となった。 

⑦圧縮機 

はん用・生産用、外需の減少により同79.7%となった。 

⑧送風機 

自動車、電力の減少により同92.1%となった。 

⑨運搬機械 

鉄鋼、建設、運輸・郵便の減少により同90.2%となった。 

⑩変速機 

その他製造業、官公需、外需の減少により同86.0%となった。 

⑪金属加工機械 

鉄鋼の減少により同50.7%となった。 

最終更新:2020/02/2015:08

一般社団法人 日本産業機械工業会