日本建設機械工業会 2019年12月度建設機械出荷金額統計

2020/01/3112:55配信

令和2年1月31日
一般社団法人 日本建設機械工業会
 統計調査部会


 12月の建設機械出荷金額は、内需は10.2%減少の749億円、外需は32.3%減少の1,032億円、総合計では24.5%減少の1,781億円となりました。その結果、内需は3カ月連続の減少、外需は5カ月連続の減少となりました。総合計では3カ月連続の減少となりました。

 内需について機種別に見ると、道路機械15.1%増加の35億円、コンクリート機械92.4%増加の22億円、その他建設機械15.6%増加の68億円の3機種と補給部品8.4%増加の101億円は増加したものの、トラクタ18.2%減少、油圧ショベル13.4%減少、ミニショベル36.0%減少、建設用クレーン17.1%減少など6機種が2桁減少し、内需全体では10.2%の減少となりました。
 外需について機種別に見ると、建設用クレーン10.4%増加の61億円は増加したものの、7機種が2桁減少するなど計8機種と補給部品が減少し、外需全体では32.3%減少、地域別でも全9地域が減少しました。

 2019年暦年の建設機械出荷金額の総合計は、4.6%減少の2兆6,329億円で3年ぶりの減少となりましたが、過去最高となった2018年に次ぐ出荷金額となりました。
 内需について機種別に見ると、トラクタ5.5%増加の1,221億円、油圧ショベル13.5%増加の2,819億円、建設用クレーン2.6%増加の1,997億円、道路機械5.5%増加の374億円、コンクリート機械15.2%増加の317億円、油圧ブレーカ圧砕機1.4%増加の206億円、その他建設機械8.0%増加の756億円の7機種と補給部品3.3%増加の122億円が増加し、内需全体では5.8%増加の1兆196億円となりました。その結果、内需は2年振りの増加となりました。
 外需について機種別に見ると、ミニショベル2.3%増加の2,309億円、建設用クレーン7.7%増加の859億円、コンクリート機械15.0%増加の12億円、基礎機械18.1%増加の46億円の4機種が増加したものの、その他5機種と補給部品が減少し、外需全体では10.2%減少の1兆6,132億円となりました。その結果、外需は3年ぶりの減少となりました。


(参考)工業会の概要

会 長 小川 啓之(コマツ 代表取締役社長(兼)CEO)
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最終更新:2020/01/3113:44

一般社団法人 日本建設機械工業会