2019年11月 産業機械受注状況
一般社団法人日本産業機械工業会
1.概 要
本月の受注高は3,828億9,100万円、前年同月比67.7%となった。
内需は、3,022億6,400万円、前年同月比112.3%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比70.3%、非製造業向けは 同228.7%、官公需向けは同66.7%、代理店向けは同97.8%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(252.6%)、鉱山機械(118.8%)、金属加工機 械(104.0%)の3機種であり、減少した機種は、化学機械(80.2%)、タンク (43.6%)、プラスチック加工機械(64.8%)、ポンプ(95.8%)、圧縮機(76.6%)、送風 機(97.6%)、運搬機械(76.6%)、変速機(91.8%)、その他機械(56.9%)の9機種 であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、806億2,700万円、前年同月比27.2%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、圧縮機(114.4%)、その他機械(134.2%)の2機種であり、減 少した機種は、ボイラ・原動機(63.7%)、鉱山機械(73.2%)、化学機械 (6.3%)、タンク(3.2%)、プラスチック加工機械(75.4%)、ポンプ(84.4%)、送風機 (52.8%)、運搬機械(88.0%)、変速機(88.8%)、金属加工機械(60.0%)の10機 種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比212.1%となった。
②鉱山機械
窯業土石の増加により同115.7%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学、外需の減少により同26.7%となった。
④タンク
石油・石炭、外需の減少により同27.4%となった。
⑤プラスチック加工機械
繊維、自動車、その他製造業、外需の減少により同70.3%となった。
⑥ポンプ
卸売・小売、外需の減少により同93.2%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用の減少により同93.9%となった。
⑧送風機
官公需運輸、外需の減少により同90.7%となった。
⑨運搬機械
電力、運輸・郵便、外需の減少により同80.9%となった。
⑩変速機
その他製造業の減少により同91.4%となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により同86.6%となった。
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最終更新:2020/01/1612:48