いすゞ、大型トラック「ギガ」を改良して発売 -もっと走れる車を目指して、ぶつからない、つかれない、こわれない機能を進化-

2019/12/2613:16配信

 
 ・可変配光型LEDヘッドランプ
ハイビーム走行時、先行車や対向車の光をカメラで検知し、光が当たる箇所を自動的に遮光します。自車速に応じた集光(高速)・拡散(低速)制御や、国内トラックでは初めてコーナー方向に集光する電子スイブル制御を搭載しました。これにより夜間の視認性を向上し、安全運行に貢献します。



 ・ドライバーステータスモニター(DSM)
ドライバーの脇見、開眼、運転姿勢の状態をピラーに搭載されたカメラでモニターし、前方への注意不足を検知すると警告を発し、注意喚起します。居眠り運転等の事故抑制に寄与します。


 ・ブラインドスポットモニター(BSM)
新たにキャブの四方に近距離ミリ波レーダーを配置し、死角エリアの自転車や歩行者、自動車、バイクを検知してアラームとピラー部の警告灯でドライバーに警告。右左折時の自転車や歩行者の巻込みや交差点での出会い頭、車線変更時などの事故抑制に効果を発揮します。

【快適性・居住性の更なる向上】
 ・新ハイルーフ&専用大型ヘッダーコンソール※4
居住性の向上、空力と空間を両立させた、全高3.8m級の新ハイフールを新たに開発。ハイルーフ内の前面には専用の大容量大型ヘッダーコンソールを配備し、クラストップ※5の室内高と収納容量を実現しました。


※4:一部車型で標準。
※5:車両総重量16トン超~25トンクラス。2019年12月現在、いすゞ調べ。


 ・高機能シート(運転席)※6
欧州で高い実績を誇るイスリングハウゼン社の高機能シートを採用。シートバック中折れ機能(ショルダー調整)やサイドサポート機能等、ドライバー個々の体形に合わせた細かい調整が可能となり、安定した着座姿勢を提供します。また、シートヒーターやシートベンチレーション機能により、長距離・長時間運行での快適な乗り心地を実現します。



※6:一部車型で標準。


【自己診断機能およびセーフティドライブ報告機能を拡充】
 ・自己診断機能
従来から診断可能であったエンジン、DPD、スムーサーGxなどの車両心臓部のモニタリングに加え、尿素水残量やエンジンオイル交換までの残走行距離、バッテリー電圧やタイヤ空気圧※7の状況を車両自身が診断。遠隔地の運行管理者にパソコン画面を通じてお知らせすることで、より確実な運行の実現に貢献します。
 ・セーフティドライブ報告機能
安全装置の作動状況や使用状況を、遠隔地の運行管理者にパソコン画面を通じて車両がお知らせ。運転に潜むリスクを見える化することで、さらなる安全運行に向けた運転指導が可能となります。また、プリクラッシュブレーキ作動等の緊急度の高い状況が発生した場合には、パソコン画面への即時お知らせも行い、迅速な状況把握を可能としました。


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最終更新:2019/12/2615:27

いすゞ自動車株式会社