「KOMTRAX Plus」のタグ一覧 (3件中1~3件を表示)
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コマツ -鉱山ダンプの燃費改善、タイヤ寿命向上を目指して-ブリヂストンとの共創プロジェクトによる実証実験を開始
株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区、代表執行役Global CEO:石橋 秀一、以下「ブリヂストン」)とコマツ(本社:東京都港区、社長:小川啓之)は、鉱山のお客さま向けの新たなソリューションサービスの提供を目指し、共創プロジェクトによる実証実験を開始しました。ブリヂストンの鉱山車両向け次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」※1から得られるタイヤデータとコマツの鉱山向け大型機械の管理システム「Komtrax Plus」※2から得られる車両データをリアルタイムで相互交換、解析することで、鉱山向けダンプトラックの燃費改善やタイヤ寿命を延ばすことを目指します。両社は今後この実証実験の結果をもとに、各社単独では成し得なかったサービスの提供を開始する予定です。 【Komtrax PlusとBridgestone iTrackのデータ相互交換のイメージ】 実証実験はブリヂストンとコマツの共通のお客さまの現場でダンプトラックを使用して実施しています。 ブリヂストンは「Bridgestone iTrack」により取得できるタイヤの温度や空気圧、車両位置情報や走行速度などのデータを解析することで、タイヤの使用環境を把握することに留まらず、オペレーションの最適化に貢献する鉱山ソリューションを展開しています。またコマツは「Komtrax Plus」により、機械の健康状態および稼働状況を把握し、異常の早期発見や修理コスト削減、生産性改善を実現することでお客さまをご支援しています。ブリヂストンとコマツそれぞれの知見を融合することで、より付加価値の高いサービス、そして革新的なソリューションを鉱山のお客さまに提供することを目指します。 過酷な鉱山現場でのオペレーションにおいては、タイヤが予期せぬ外的ダメージを受けることがあり、その結果、オペレーションが停止してダウンタイムが発生することがお客さまの困りごとになっています。また、このようなダメージの結果、タイヤが大きく損傷し、期待寿命を全うできないことも課題となっています。これらの困りごとや課題に対して、ブリヂストンのタイヤ、コマツの車両データをリアルタイムで組み合わせることで、故障の原因を早期に特定して適切な応急処置や再発防止策を実施し、タイヤ寿命を延ばすことを目指します。 また、①鉱山現場の特徴(傾斜度、路面状況)、②車両の使用状況(走行ルート、走行速度、積載量)、③タイヤの仕様(パターンや材料等)や使用方法の3要素の組み合わせが燃費を大きく左右することが分かっています。取得したデータを分析することで、これらの要素をどのように組み合わせれば燃費を抑えられるのかを明らかにし、お客さまにとって大きなコストとなっている燃料費の削減を目指します。 ブリヂストンとコマツは鉱山のお客様の安全性や生産性の向上とともに、総保有コスト(TCO)※3の改善に貢献することを目指します。また、燃料消費量の削減によるCO2排出量の削減や、タイヤ消費量の削減による資源効率の向上によりサステナビリティに寄与します。両社は引き続き、新たな価値創造を目指し、共創を加速させていきます。 株式会社ブリヂストン 代表執行役 副社長 BRIDGESTONE EAST CEO 兼 G-MICA 管掌(グローバル鉱山・産業・建設車両用・航空機タイヤ・ソリューション事業)田村 亘之のコメント 本プロジェクトを通じ、お客様の困りごとに対し、共創パートナーとしてコマツ様と新たな顧客価値創造に取り組めていることを大変嬉しく思います。この度のコマツ様との共創による私たちの鉱山ソリューション『Smart On-site』の更なる進化を通じ、共通のお客様である鉱山事業者様の安全性や生産性向上に貢献して参ります。 コマツ執行役員 マイニング事業本部 副本部長 堀 真悟のコメント 今回の協業を通じ、ブリヂストン様が持つタイヤに対する知見と、コマツの持つ車体に対する知見を融合させた、各社単独では成し得ない新たなダントツソリューションが提供できるようになります。ブリヂストン様とパートナーシップを構築し、このような協業に取り組めることを大変喜ばしく思います。今後も両社は、新たな価値創造のために共創を加速させ、鉱山のお客さまにとって一層価値のあるパートナーとなれるよう、共に努めていきます。 ※1 Bridgestone iTrack:ブリヂストンが展開する従来の空気圧モニタリングシステムで取得していたタイヤ温度・空気圧のタイヤデータに加え、位置情報・走行速度などの車両データの取得が可能なシステム。※2 Komtrax Plus:コマツの鉱山向け大型機械に標準搭載された管理システムで、車両の健康状態・稼働状態をリアルタイムに取得することを可能にします。※3 総保有コスト(Total Cost of Ownership)は、機械の購入費用だけではなく、使用や維持にかかる費用を含むコストのこと。
2025/02/05 16:03 株式会社小松製作所
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コマツ 大型ブルドーザー「D475A-8R」を新発売
2022 年 01 月 11 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、最新技術を随所に織り込んだ大型ブルドーザー「D475A-8R」を本年 1 月より発売しました。 【写真は新発売の「D475A-8R」】 当該機は、現行機である D475A-5E0 を 2006 年に導入して以来 15 年振りのフルモデルチェンジ機です。今回のモデルチェンジでは生産性・耐久性・安全性・快適性等の性能面での向上のみならず、夜間作業時にライトの反射光を抑える黒色塗装作業機(ブレード・リッパー)や前方外装の構造簡素化により外観デザインも一新されています。 当該機は、メインフレームの耐久性向上等によりライフサイクルコストを9%低減したほか、後進時のエンジン出力向上により 8%の作業量アップを達成しています。これらの組み合わせにより従来機(※1)に比べ生産性が 16%向上しています。また、ロックアップ付パワーラインに、自動変速機能を追加することで常に最適な速度段が自動選択されることにより最適な作業量と燃費のバランスが実現可能となりました。そのほか、安全な昇降とアクセス性をサポートするプラットフォームの設置やダスト侵入防止・清掃性を改善した新型モノコックキャブを採用することでメンテナンスが容易です。運転席の振動が軽減された新型キャブマウントの設置やオペシート・レバーの最適配置によりオペレーターの疲労軽減と快適な作業をサポートします。コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※1︓D475A-5E0【主な商品の特徴】 1.環境性、経済性 ・作業量・作業効率の改善 後進時のエンジン出力を大幅にアップすることでサイクルタイムが向上し、作業量を大幅改善しました。また、メインフレームの耐久性向上によりトータルコストを抑制しました。これらにより現行機(D475A-5E0)に比べ生産性が16%改善されました。・ロックアップ付自動変速パワーライン 従来よりご好評いただいていたロックアップ付パワーラインに、自動変速機能を追加しました。これにより常に最適な速度段が自動選択されより一層の高効率な作業が可能となりました。2.作業性・快適性 ・安全な昇降とアクセス性 日常点検やメンテナンスを安全に行えるようプラットフォームを設置。特にキャブ後ろ窓やリアビューカメラの清掃時のアクセス性が改善されました。大型ハンドレールで安全・容易な昇降が可能です。・快適なオペレーション空間と視界性で疲労を軽減 ダスト侵入防止・清掃性を改善した新型モノコックキャブを採用しています。シート&レバーの最適配置で視界性・操作性を改善しました。また吹き出し口を改善した大容量オートエアコンも採用されており快適なオペレーションを実現します。・抜群の乗り心地でオペレーターの疲労を低減 新型キャブマウントにより運転席振動を大幅に吸収しています。足回りの改善により車体振動も大幅に低減することで抜群の乗り心地を提供・オペレーターの疲労を低減します。3.耐久性・整備性 ・メインフレームの耐久寿命の大幅延長 メインフレームの溶接接手構成から見直す大幅変更により耐久寿命を現行機比 2 倍に延長しました。・目詰まりが少なく、チューブごとに交換可能なラジエーター 目詰まりしにくい構造であるだけでなく、破損の際にラジエーター全体での交換が必要なく、破損したチューブのみ取り外し、部分的な交換が可能になりました。交換部分がない状態でも作業可能なため、お客さまの稼働に影響がでないほか補修にかかる時間やコスト低減に貢献します。 4.ICT ・鉱山におけるお客さまの管理システムにも対応可能車両稼働状況の管理ができる Komtrax Plus を標準搭載しているほか、鉱山のお客さまが使用している独自の管理システムにおいてマシンコントロール機能や遠距離でのテレオペレーション、自動運転化にも対応可能な車両です。
2022/01/12 11:52 株式会社小松製作所
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コマツ 大型油圧ショベル「PC1250-11R」を新発売
2020 年 12 月 1 日 コマツ(社長:小川啓之)は、最新技術を随所に織り込んだ大型油圧ショベル「PC1250-11R」 を本年 12 月より発売しました。 当該機は、自社開発の新型エンジンを搭載し、従来機(※1)の商品力や基本性能を継承しつつ、燃費改善や安全性向上、KOMTRAX Plus などの ICT機能強化を織り込み、更なる生産性・安全性の向上を実現した 120トンクラスの油圧ショベルのモデルチェンジ機です。 新型エンジンの採用によるエンジン出力アップと合わせて、従来のパワー(P)モードとエコノ ミー(E)モードに加えて高負荷作業に適したパワープラス(P+)モードを新たな作業モードとして追加設定したことで生産性(作業量)を 8%(※2)向上させています。また、エンジン燃費効率改善と油圧回路ロス低減、高効率クーリングの採用、オートアイドルストップの採用により、パワー(P)モード使用時においても燃費を6%(※2)改善しました。 また、砕石・鉱山の過酷な作業現場におけるオペレーターの安全で快適な作業のサポートとしてKomVision(機械周囲カメラシステム)を標準装備しているほか、油圧式昇降階段(オプション設定)を新たに装備しています。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマ ートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。 ※1.PC1250-8 ※2.当社従来機 P モード比 【写真は新発売の「PC1250-11R」】(写真は海外仕様およびオプション仕様を含む) 【主な商品の特徴】 1.環境性、経済性 ・新作業モードによる作業量向上 従来のパワー(P)モードとエコノミー(E)モードに加え、新作業モードとしてパワープラス(P+) モードを追加設定し、生産量を 8%(※3)向上させています。作業や目的に合わせて作業モードを設定することで経済性と生産性の向上をサポートします。※3. 当社従来機(PC1250-8) P モード比 ・燃費低減と高い作業性能を両立 新エンジン搭載による燃費改善のほか、作業負荷に応じた最適なパワー供給システムと低燃費 油圧システムによるロス低減、高効率クーリング採用等により、パワー(P)モード使用時でも高い 作業性能を維持しつつ、燃費効率を従来機に比べて 6%改善させています(※4)。 ※4. 当社従来機(PC1250-8) P モード比 2.安全性 ・KomVision(機械周囲カメラシステム)標準装備 機械の両側面と後方に設置した 4 台のカメラを使用して、モニター上に機械の周囲を表示することができます。簡単な操作で、カメラ画像の拡大や画像の切り換えのほか各カメラの全画面表示も可能です。 ・各種 LED ライト標準装備 明るく長寿命な LED ライトを標準装備しています。従来オプション設定であったステップライ トやホーン連動左前フラッシュライトを標準装備化したことに加え、キャブ後整備灯も新規設定し、低照度環境下での視界性を向上させることでオペレーターの安全な作業をサポートします。 ・油圧式昇降階段(オプション) 上位機種に設定されている昇降角度 45 度の油圧式昇降階段を当該クラスにも新しく装備しました。オペレーターは安全かつ容易に車体にアクセスできます。また、ロックレバー自動ロック機能により、階段が格納されていない場合には走行および作業機は作動せず安全性を確保しています。3. ICT・KOMTRAX Plus 無線 LAN 機能による情報取得が可能になったほか、KOMTRAX Plus の機能を充実させることでより高頻度なデータが GPS 位置情報とともに取得可能となり、より詳細な機械の稼動状況を解析できるようになりました。お客さまの車両管理業務サポートを強化することで生産性向上に貢献し ます。 ・高精細 7 インチ液晶ディスプレイ(LCD)モニター 視認性・画面解像度を向上させた 7 インチの大型高精細液晶ディスプレイ(LCD)マルチモニタ ーを採用し、KomVisionの画像や省エネ運転をアシストするエコゲージ、燃費計、エコガイダンスを見やすく、分かり易く表示することで、オペレーターの作業をサポートします。 【発売月】 2020 年 12 月 【公表価格】 11,500 万円 *工場裸渡し消費税抜き 【販売目標】 15 台/年(国内のみ) 【カタログ】 https://kcsj.komatsu/products/construction_machine/pdf/PC1250-11R.pdf お問い合わせ先:コマツ コーポレートコミュニケーション部 〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6 TEL:03-5561-2616 URL:https://home.komatsu/jp/ ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2020/12/02 17:20 株式会社小松製作所
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