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コマツ - 温室効果ガス(GHG)削減に向けた取り組みを加速 - スウェーデン・Boliden社アイティク銅鉱山でパワーアグノスティックトラックの稼働を開始
コマツ(社長:今吉琢也)は、このたび、スウェーデンの資源大手Boliden社(社長兼CEO:ミカエル・スタファス)が保有する欧州最大級の銅鉱山アイティク銅鉱山において、多様な動力源への対応性に優れた「パワーアグノスティックトラック」シリーズの第一弾として、ディーゼル・トロリー式930Eの稼働を開始しました。今回の導入は、鉱山現場で稼働する「パワーアグノスティックトラック」として世界初※1の事例となります。 【Boliden社アイテック銅鉱山で稼働するディーゼル・トロリー式930Eパワーアグノスティックトラック】 「パワーアグノスティックトラック」は、コマツの主力機種である電気駆動式超大型ダンプトラック930E(積載量:290トン)をベースに開発された次世代マイニングトラックです。同じ車体のプラットフォームで、ディーゼルから、バッテリーや水素などの多様な動力源に交換可能なモジュラー設計を採用しています。これにより、将来的に動力源の切り替えが必要となった場合でも、柔軟に切り替えることが可能となります。ディーゼルとトロリー充電で運用を開始し、将来的にはお客さまのニーズに合わせバッテリー電動や水素燃料電池など、より環境負荷の低い動力源へのスムーズに移行が可能です。 今回導入されたディーゼル・トロリー式モデルには、トロリーアシスト機能が統合されており、燃料消費量および温室効果ガス排出量の削減に貢献します。これは鉱山現場の電動化に向けた第一歩であり、脱炭素社会の実現に向けた重要なマイルストーンとなります。 コマツは2024年9月、ラスベガスで開催された鉱山機械見本市「MINExpo」にて本トラックを初公開し、その将来性の高いコンセプトが注目を集めました。アイティク銅鉱山は、欧州でも最大規模を誇る高生産性の鉱山であり、今後12か月にわたって実用化に向けた性能検証が行われる予定です。 コマツの「GHGアライアンス(※2)」創設メンバーであるBoliden社は、持続可能な鉱業の実現に向けた取り組みを加速しています。今回の「パワーアグノスティックトラック」の導入は両社にとって脱炭素化を実現する上での貴重な知見と学びをもたらすとともに、その成果は、コマツの「パワーアグノスティックトラック」シリーズのさらなる進化を促進し、両社が共有する鉱業の低炭素化の実現を力強く後押しすることが期待されています。※1 当社調べ※2 「GHGアライアンス」とは、コマツと大手鉱山企業12社がともに鉱山オペレーションのゼロエミッション実現を目指し、コマツは次世代の鉱山機械の商品企画、開発、テスト、導入などの各工程に関する情報を、鉱山企業は鉱山におけるインフラ設備に関する情報を、相互に提供し、緊密に連携する枠組みのこと。
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