「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」のタグ一覧 (4件中1~4件を表示)
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コマツ - 月面物流ローバの研究開発を開始 - JAXA「Moon to Mars Innovation」研究制度(第13回提案募集)に3件採択
コマツ(社長:今吉琢也)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブが進める共同研究制度「Moon to Mars Innovation」の第13回研究提案募集において、「次世代月面ロジスティクスに資する積載能力強化型物流ローバの研究開発」など、3件の提案・応募を行い、共同研究先として採択されました(*1)。本共同研究で当社は、ローバ本体の質量を超えるペイロードの積載が可能な物流ローバの走行装置の研究開発を開始するとともに、レゴリス(月面を覆う微細な砂)を自動掘削する建機の実現へ向けた要素技術の研究開発を行います。 当社は、2021年に国土交通省と文部科学省による「宇宙無人建設革新技術開発」の選定を受けて以来、これまで培ってきた建設・鉱山機械の知見を活かし、自動掘削制御、測量・地盤調査など、月面建設機械の研究開発に取り組んできました(*2)。本共同研究で得られる知見も活用し、今後も、月面でのインフラ構築や資源採掘に向けた建設機械・無人建設技術の研究開発を推進していきます。 【月面建設機械のイメージ】 【本共同研究における当社の研究開発テーマ(概要)】1. 次世代月面ロジスティクスに資する積載能力強化型物流ローバの研究開発(3年間) 将来の月面探査・利活用においては、重量物(太陽電池タワー等)やレゴリスの輸送を支える物流ローバの役割が重要になります。従来のローバはローバ本体質量以下の積載量が想定されていましたが、月面での本格的な活動には、より積載量の多い物流ローバが望まれます。 本研究では、慶應義塾大学などと共同で、ローバ本体の質量を超えるペイロードの積載が可能な「積載能力強化型物流ローバ」の実現とプラットフォーム化を目指し、機能・システム要求の検討、走行可能な地上試験モデルの開発、デモンストレーションの実施、宇宙仕様化に向けた課題抽出などを行います。 当社は、大きな荷重に耐えられることに加え、実用的な移動速度、岩などの障害物の乗り越え、急斜面の登坂などの高い走行性能も備えた小型・軽量の走行装置について、仕様検討・設計開発・試作などを担当します。2. 低重力下での挙動を模擬する試験機および自動掘削制御技術の研究開発(2年間) 重力が地球上の約6分の1である月面では、建機自体の重量も軽くなるため、地面に十分な力を加えることが難しく、安定した掘削が困難です。一方、将来の月面での拠点建設や資源採掘のためには、月面重力下でも自動掘削できる掘削機械が必要となります。そのため、当社は、デジタルツイン技術を活用し、月面重力環境下での様々な掘削作業を仮想空間上でシミュレーションすることで、安定した掘削が可能な制御方法や建機構造を検討してきました。 本研究では、月面重力環境下と同様の振る舞いを模擬する掘削試験機と自動掘削制御技術を開発し、地上でのフィールドテストを行います。これまでのシミュレーションでの検討内容を掘削試験機で検証するとともに、フィールドテストにより得られた知見により自動掘削制御技術の検討を深めます。3. 宇宙環境下で使用可能かつ掘削の負荷に耐えうる電動アクチュエータの考案(2年間) 真空環境下である月面では、通常の建機に使用されている油圧システムは使用が制限されるため、それに替わるアクチュエーターで掘削機械を動かすための検討も必要となります。 本研究では、ナブテスコ株式会社と共同で、真空環境下でも使用可能な、掘削の負荷に耐えうる電動アクチュエーターの開発を行います。以上(参考)関連リンク*1 JAXA 「Moon to Mars Innovation」 について Moon to Mars Innovation 第13回研究提案募集 Moon to Mars Innovation 第13回研究提案募集 採択内定結果について*2 国土交通省 宇宙無人建設革新技術開発の実施対象に選定(コマツ ニュースリリース) JAXA「宇宙戦略基金事業」(第二期)に採択(コマツ ニュースリリース) 宇宙への挑戦(コマツHP) Komatsu Lunar Machine Project #1(コマツ 公式YouTubeチャンネル) Komatsu Lunar Machine Project #2 Komatsu Lunar Machine Project #3
13時間前 株式会社小松製作所
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コマツ -立命館大学ほかと月面拠点建設実現に向けた測量・地盤調査技術の確立を目指して- JAXA「宇宙戦略基金事業」(第二期)に採択
コマツ(社長:今吉琢也)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する「宇宙戦略基金事業(*1)」(第二期)の技術開発テーマ「探査等(月面インフラ構築に資する要素技術)(*2)」にて、立命館大学などと共同で提案した課題「月面拠点建設を実現するための測量・地盤調査技術の確立」(以下、本課題)が採択されたことを受け、代表機関である立命館大学(研究代表者:小林泰三教授)(*3)の連携機関として参画します。 本課題は、産学連携による技術開発を通じて、将来的な月面活動の基盤となる月面環境の分析および重要技術の早期実証を推進することを目的としています。月面のインフラ構築においては、地球上と同様に「測量」と「地盤調査」が不可欠です。しかし、月面は「レゴリス」と呼ばれる微細な砂が厚く堆積しており、その深さや硬さなどの土質特性は十分に解明されていません。それゆえ、地形や地質についても不明な点が多く残されています。 このため本課題では、月面での建設施工や資源開発に必要な高精度の地形データを取得し、レゴリスの土質特性や地層構造を把握するための「測量・地盤調査システム」の開発を目指します。当社はこのうち、地盤調査システム(土質試験ツール)を月面上の調査地点に展開・設置するためのロボット機構を開発します。このロボット機構は、バケットを用いた整地・転圧・掘削などの一連の地盤工事作業を行う機能を備える予定です。これらの作業で取得する、ロボットアームやモーター・減速機にかかる力、画像などのデータは、地盤モデルの高度化や設計・施工システムへの反映に活用され、将来的な月面建設機械の標準化に向けた基盤技術として展開可能です。 【測量・地盤調査システムのイメージ】(提供:立命館大学) 当社は2021年に国土交通省と文部科学省による「宇宙無人建設革新技術開発(*4)」の選定を受けて以来(*5)、月面での無人建設のための月面建設機械の研究開発を進めています。デジタルツイン技術を活用し、月面環境と建設機械をサイバー空間上に再現した掘削シミュレーションを通じて月面建設機械の課題の抽出と抽出された課題の対策に取り組んでいます。 当社は、これまで培ってきた建設機械の知見に加え、月面環境を再現したシミュレーションや極限条件での技術検証を通じて得られた知見を活かし、本課題の参画を通じて月面開発プロジェクトに貢献します。さらに、今回の取り組みで得られる新たな知見も踏まえ、将来の月面インフラ構築に向けた建設機械や無人建設技術の研究開発を推進していきます(*6)。 【月面建設機械のイメージ】 (参考)関連リンク*1 宇宙戦略基金のホームページ*2 宇宙戦略基金事業公募要領「技術開発テーマ ~月面インフラ構築に資する要素技術~ 」*3 立命館大学発プレスリリース『宇宙戦略基金事業(第二期) 「月面インフラ構築に資する要素技術」に採択』*4 国土交通省 宇宙建設革新プロジェクト*5 コマツ発プレスリリース『国土交通省 宇宙無人建設革新技術開発の実施対象に選定』*6 コマツ 宇宙への挑戦
2025/11/21 12:12 株式会社小松製作所
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コマツ -月面建設機械や水中施工ロボットを紹介- 世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に初出展
コマツ(社長︓小川啓之)は、2025年1月7日(火)から10日(金)にかけて米国ネバダ州 ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」(Consumer Electronics Show 2025)に初出展します。未来の技術革新を担う人材に向けて、月面や水中の極限環境下にも対応する建設機械や、2050年カーボンニュートラルに向けた技術革新の取り組みを紹介し、コマツの先進性と将来性を発信します。最先端技術を持つ世界中の企業との連携を深め、持続可能な社会の実現に向けた社会課題の解決に貢献する新たな価値を創造していきます。主な展示内容は以下のとおりです。皆さまのご来場をお待ちしております。1. 月面建設機械の実物大モックアップ コマツは、2021年より、国土交通省による「宇宙無人建設革新技術開発」の選定を受けて以来、月面建設機械実現のための研究開発に取り組んでいます。具体的には、サイバー空間上に月面環境と月面建機を再現し、掘削などのシミュレーションを通じて車体挙動の検証などを行っています。地球の約6分の1の重力や、-170℃から110℃までの温度変化のある極限環境下でも稼働する月面建設機械の実現に向けて、コマツ湘南工場内の開発本部先端・基盤技術センタにて研究開発を進めています。建設機械の開発で培ったデジタルツイン技術や電動駆動、熱制御などの最先端の技術を駆使して、月面で建機を稼働させるためのさまざまな課題の克服に挑戦しています。今回、月面機械のイメージを再現した実物大モックアップを初出展します。 【デジタルツイン技術を活用した月面建設機械への適応(イメージ)】 2. 水中施工ロボットのコンセプトマシン コマツは1971年にラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーの量産を開始し、以来、水陸両用ブルドーザーは各地の河川、海岸、ダムなどでの水中工事や災害復旧で活躍してきました。今回、未来の水中工事に向けて、最新テクノロジーを搭載した水中施工ロボットのコンセプトマシンを初出展します。このコンセプトマシンは、容易に遠隔操縦でき、高精度な施工を実現することを基本コンセプトとして設計されています。水深7mまで対応可能で、バッテリー駆動によるゼロエミッションを実現しています。先般、このコンセプトマシンを用いて日本の河川や漁港などで実施した実証実験では、遠隔操縦により容易に浚渫作業ができることや、電動駆動の実用性を確認しました。本展示会には、実証実験後に日本から米国に輸送した本機を展示します。 今後は実証実験の結果を踏まえ、ダム湖の浚渫や漁場整備、大型船の航路や停泊地の浚渫、洋上風力発電のケーブル埋設などの用途も念頭に、将来的には水深50メートルまでの稼働を目指し、実用化に向けた開発を進めていきます。 【展示イメージ】
2024/12/23 12:44 株式会社小松製作所
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コマツ 国土交通省 宇宙無人建設革新技術開発の実施対象に選定 -月面等での建設活動に資する無人建設革新技術開発推進プロジェクト-
2021 年 11 月 18 日 コマツ(社長:小川啓之)は、国土交通省が「宇宙開発利用加速化戦略プログラム」(スターダストプロ グラム)の一環として、本年 7 月決定した「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」(国交省主担当、文科省連携)の公募に応募し、このたび、「無人建設(自動化・遠隔化)に係る技術」の実施対象の一つとして、コマツの「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」が選定されました。 今後は、省庁連携「無人建設革新技術開発推進協議会」の体制の下、個別の技術研究開発のひとつとして活動をすすめ、我が国が目指す建設事業の高度化の実現と、近い将来の月面等宇宙開発における建設活動に資する研究開発に貢献してまいります。 デジタルツイン技術を活用した月面建設機械への適応(イメージ) コマツは、2022 年 3 月期をゴールとする3カ年の中期経営計画において、「モノ(機械の自動化・自律化)」と「コト(施工オペレーションの最適化)」で「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」を実現することを目指しています。このたび選定された「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」の技術研究開発においては、コマツがこれまでに取り組んできた「モノ」と「コト」の技術を活用します。 月面では現物へのアプローチが困難なため、現場環境や実機を精度良くサイバー空間に再現する「デジタルツイン技術」が非常に重要となります。このたびの技術研究開発では、将来の月面建設機械の基盤技術である精度の高い「デジタルツイン技術」の構築可能性を検証するフィージビリティスタディ(実現可能性検証)を行います。具体的には、サイバー空間上に油圧ショベルを作成・動作させ、地球上の実機との挙動と比較することにより、シミュレータの精度を検証します。また、サイバー空間を月面環境に設定し、シミュレータ上の車体挙動を確認することにより、月面建設機械の課題を抽出します。 モノ(機械の自動化・自律化)とコト(施工オペレーションの最適化)で安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現 今後もコマツは次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。 なお、「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」詳細については、下記の関連リンクより国土交通省のウェブサイトをご覧ください。【関連リンク】 国土交通省(月面等無人建設革新技術開発推進プロジェクト)
2021/11/19 13:51 株式会社小松製作所
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