鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2019年10月分)

2019/12/0615:01配信

2 0 1 9 年 1 2 月 6 日

経 済 産 業 省 大 臣 官 房

調査統計グループ経済解析室


■ 鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 ■ 


1.鉱工業出荷内訳表(季節調整済指数) 

2019年10月の鉱工業出荷は98.3、前月比-4.3%と2か月ぶりの低下となった。

うち国内向け出荷は96.7、同-6.2%の低下、輸出向け出荷は103.0、同2.0%の上昇 となった。 

(1) 国内 

 国内向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「汎用・ 業務用機械工業」(運搬装置、ボイラ・原動機等)等、上昇に寄与した業種は、「窯業・土石製品工業」 (陶磁器・同関連製品、セメント・同製品)であった。 

(2) 輸出 

 輸出向け出荷の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、車体・自動車部品等)、 「生産用機械工業」(建設・鉱山機械、半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置等)等、低下に寄 与した業種は、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、運搬装置等)、「パルプ・紙・紙加工品工 業」(紙加工品、紙等)等であった。 

(3) 財別 

 財別にみると、国内向け出荷については、資本財、生産財等が低下、輸出向け出荷については、資本財、生産財等が上昇となった。 



2.鉱工業総供給表(季節調整済指数) 

2019年10月の鉱工業総供給は97.7、前月比-5.4%と2か月ぶりの低下となった。

うち国産は96.6、同-6.3%の低下、輸入は97.4、同-7.0%の低下となった。 

(1) 総供給 

 総供給の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「電気・情報通 信機械工業」(無線通信機器、空調・住宅関連機器等)等、すべての業種が低下となった。

(2) 輸入

 輸入の低下に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(その他の電気機械、有線通信機器 等)、「輸送機械工業」(航空機部品、乗用車等)等、上昇に寄与した業種は、「生産用機械工業」(半 導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、建設・鉱山機械等)であった。  

(3) 財別 

 財別にみると、総供給については、生産財、資本財等が低下、輸入については、生産財、耐久消費 財等が低下となった。 



業種別・財別 鉱工業出荷・鉱工業総供給 季節調整済指数の前月比、寄与度(2019年10月分) の詳細はこちら からご確認ください。 


出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-1.html

最終更新:2019/12/0616:00

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