忍者や恐竜が「いらっしゃいませ」!3Dホログラムが接客する世界初の変なホテル
旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)ホテルホールディングスが展開する「変なホテル」シリーズは、フロント業務や荷物運びなどの仕事のほとんどをロボットに任せたホテルとして知られています。
人間の従業員はベッドメーキングや監視カメラ要員などしかいないので、「労働生産性」の高さも注目すべきところです。
同社は2019年9月1日、全国で14件目、東京都内で7件目となる「変なホテル東京 浅草田原町」を開業しました。
9月1日に開業した「変なホテル東京 浅草田原町」のイメージ図(以下の資料:H.I.S.ホテルホールディングス)
チェックインのため2階のフロントに向かうと、そこにいるのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
3Dホログラムの執事
なのです。(H.I.S.ホテルホールディングスのプレスリリースはこちら)
フロントで接客する3Dホログラムの店員
ホログラムとは特殊なフィルム上にレーザービームを使って、立体画像を再現したもので、もやっと空間に浮き上がった姿は、幻想的です。
その姿は執事のほか、恐竜や忍者にも“変身”し、チェックインするお客さんを楽しませてくれます。
また、2階のフロントロビーは日本文化を象徴した浅草・雷門と柳をイメージした色彩のインテリアです。チェックインやチェックアウトの際には、映像プロジェクションマッピングと音による演出でお客さんをもてなします。
フロントロビーイメージ
映像プロジェクションマッピングによるおもてなしも
こうした光のホログラムによるチェックインは、
世界で初めて
とのことです。
海外からインバウンド旅行客も、大いに楽しんでくれそうですね。
フロントは変わってますが、客室は一般のビジネスホテルのようなデザインなので、落ち着いて過ごせそうです。
落ち着いた客室
ホログラムやロボットを導入した、生産性が高いホテルだけに、宿泊料金もリーズナブルです。
私もまだ泊まったことはありませんが、機会があれば「変なホテルシリーズ」を試してみたいです。きっとロボットやAIの活用による生産性向上についてのヒントが得られるに違いありません。
最終更新:2019/11/2018:09