働き方改革・建設現場の週休2日応援サイト

2019/09/0211:54配信

国土交通省
官房技術調査課



 建設業は、良質な社会資本の整備を通じて国民生活に貢献するという重要な役割を担っていますが、一方で他産業と比較して労働時間が長く、休日数が少ないことが課題となっています。労働者の健康確保やワーク・ライフ・バランスの改善、また将来の担い手を確保するためにも、休日数を増やし、より働き易い職場環境づくりを行っていくことが必要です。
 国土交通省では、平成29年3月に策定された「働き方改革実行計画」(働き方改革実現会議(議長:内閣総理大臣)決定)において示された、建設業における週休2日の推進等の休日確保の必要性等を踏まえ、各種の取り組みを行っています。
 国土交通省のサイトでは、週休2日工事に取り組む工事施工者を始めとして、関係者を支援するため、国土交通省の取り組み概要や、週休2日対象工事の実施状況等を紹介していきます。




週休2日応援ツール

 国土交通省では、建設業の働き方改革を推進する観点から、「週休2日の間接工事費の補正について(試行)」(平成29年3月28日付け国官技第349号)により、週休2日の確保に当たって必要となる費用の計上を行っているところであるが、最新の施工実態等を踏まえ、平成30年3月に「工事における週休2日の取得に要する費用の計上について(試行)」を発出し、必要経費の計上方法を見直すなど週休2日工事の拡大に向けた取り組みを行っています。

・平成31年3月29日 工事における週休2日の取得に要する費用の計上について
・平成30年3月20日 工事における週休2日の取得に要する費用の計上について
・平成29年3月28日 週休2日の推進に向けた適切な工期の設定について
・平成29年3月28日 週休2日の推進に向けた適切な工期設定の運用について

  
以下に、本省通知に記載された各ツールについて紹介します。



1.工期設定支援システム

工期設定に際し、歩掛かり毎の標準的な作業日数や、標準的な作業手順を自動で算出するシステムです。

※ 「工期設定支援システム」をダウンロードし、使用する場合は、下記の「ソフトウェア使用規約」を確認いただき使用規約の全ての条件に同意していただく必要があります。
また、使用する場合は、今後のシステム改良等のために、「ソフトウェア使用規約」に記載されたメールアドレスへ、使用目的、使用者属性(発注者、施工者、設計者、その他)、使用者名(企業)の他、ご意見等を送信いただければ幸いです。
なお、いただいた情報は送信者が特定できる形で使用することはないことを申し添えます。



・ソフトウェア使用規約
・工期設定支援システムVer2.0 (一式)
・日当り作業量マスタデータ (※)
・教師データ
・工期設定支援システム利用の手引き(令和元年8月)
・工期設定支援システムVer2.0の概要
・工期設定支援システム利用に必要な情報提供

※H30年度基準データとなります。H31年度基準対応版は、近日公開予定です。



2.週休2日を考慮した間接費

週休2日の実施に伴い、労務費、機械経費(賃料)、共通仮設費、現場管理費について、現場閉所の状況に応じて補正係数を乗じ、必要経費を計上します。

・週休2日工事の拡大に向けた取り組み(概要)



3.工事着手準備期間・後片付け期間の見直し

これまでの実態を確認し、最低限必要な日数を工種毎に設定しました。

・工事着手準備期間・後片付け期間の見直し

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最終更新:2019/09/1014:08

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