DRA-CADの図面をポケットに!iPhone、iPad用の無料アプリ「DRA Viewer」
建築ピボットの3次元CADソフト「DRA-CAD」ユーザーに朗報です。
開発元の建築ピボットはこのほど、DRA-CADの図面を現場や出先で手軽に閲覧できるビューワーアプリ「DRA Viewer」を無料公開しました。
DRA-CADの図面を
ナ、ナ、ナ、ナント、
iPhoneやiPad
に入れて、現場や出張先などに持ち出し、手軽に見られるのです。(建築ピボットのApp Storeプレビューサイトはこちら)
「DRA Viewer」の画面。iPhone用(左)とiPad用がある(以下の資料:建築ピボット)
DRA ViewerはApp Storeから無料でダウンロードできる
iOS 10.1以降のiPhoneやiPad、iPod touchに対応しており、DRA-CADの図面をストレスなく、サクサク表示させることができます。
使い方は、DRA-CADのメニューから「書き出し」→「XMLで保存」を選び、「MPXL形式」で保存します。
そのファイルをDropboxなどのクラウドフォルダーに保存し、DRA Viewerで開くだけです。
画面のズームや画面移動は、直感的なマルチタッチで簡単に操作できます。また、レイヤーごとに表示を変更したり、レイヤー名を見たりすることも可能です。
使い方のイメージ。DRA-CADでMPXLファイルの形式に保存した図面データをクラウドにアップし、DRA Viewerで開くだけ
レイヤーごとに表示/非表示を切り替えられる
無料アプリですが、
ユーザー登録は不要
なので、自分だけでなく発注者やお施主さんなどにも、気軽に勧めて図面の情報共有ができます。
まだ、基本的な機能だけなのでレイアウトや3D要素は無視されるほか、塗り図形や画像は表示されないなどの機能制限もありますが、取りあえずDRA-CADの図面をiPhoneなどで手軽に見られるのは、ユーザーにとって「プチ働き方改革」につながりそうですね。
今後は図面上の計測機能やアイデア・コメントなどの注釈追加機能、さらにDRA-CADのネーティブファイルである「MPZ形式」や「MPS形式」への対応も行っていく予定です。
DRA-CADユーザーの方は、ぜひ、お試しくださいね。
最終更新:2019/11/2018:08