2023年度 環境装置受注状況 (2023年4月~2024年3月)
2023年度の環境装置受注は、前年度比▲0.8%減の7,140億円となり、5年ぶりに前年度を下回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
鉄鋼向け集じん装置、産業廃水処理装置、機械向け産業廃水処理装置の増加により、前年度比43.0%増の682億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置、その他向け事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の減少により、前年度比▲19.6%減の523億円となった。
③官公需
都市ごみ処理装置の減少により、前年度比▲6.1%減の5,448億円となった。
④外需
事業系廃棄物処理装置の増加により、前年度比80.9%増の486億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力、海外向けの減少により、前年度比▲3.6%減の247億円となった。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の機械向け、下水汚水処理装置、汚泥処理装置の官公需の増加により、前年度比22.3%増の2,591億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需の減少により、前年度比▲10.7%減の4,287億円となった。
④騒音振動防止装置
振動防止装置のその他製造業向けの減少により、前年度比▲47.5%減の14億円となった。
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最終更新:2024/11/2017:57