2024年度上半期 環境装置受注状況(2024年4月~9月)
2024年度上半期の環境装置受注は、官公需の増加により、前年同期比3.6%増の3,694億円となった。
1.需要部門別の動向
①製造業
化学向け、機械向け産業廃水処理装置の減少により、前年同期比▲22.5%減の230億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硝装置、産業廃水処理装置、その他向け都市ごみ処理装置の増加により、前年同期比16.9%増の330億円となった。
③民需計
①と②を加算した民需の合計は、前年同期比▲3.3%減の560億円となった。
④官公需
都市ごみ処理装置の増加により、前年同期比12.8%増の2,882億円となった。
⑤外需
事業系廃棄物処理装置の減少により、前年同期比▲41.8%減の251億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硝装置の電力向けが増加したことから、前年同期比25.0%増の144億円となった。
②水質汚濁防止装置
汚泥処理装置の官公庁向けが減少したことから、前年同期比▲11.1%減の1,080億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公庁向けが増加したことから、前年同期比11.0%増の2,468億円となった。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けが減少したことから、前年同期比▲88.6%減の1億円となった。
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最終更新:2024/11/1815:47