三菱マヒンドラ農機 令和6年度 中国地方発明表彰受賞のお知らせ

2024/10/3017:54配信

-島根県発明協会会長賞、発明奨励賞を受賞-

三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、CEO 取締役社長:齋藤徹)は、令和6年度中国地方発明表彰(主催:公益社団法人 発明協会)において、島根県発明協会会長賞および発明奨励賞の2件を受賞しました。

地方発明表彰は、実施されている優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、1921年(大正10年)から続く、歴史ある発明表彰制度で、その発明が地域産業にいかに貢献しているかという観点から、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施されており、弊社は本社のある中国地方に属しております。弊社の受賞内容は以下のとおりです。

※地方発明表彰について:http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/chihatsu.html

■ コンバインの選別フルオート制御装置(島根県発明協会会長賞)
コンバインの選別部にセンサを設置し、検出される籾や藁屑の量に応じて、篩選別のフィンの開度と風選別の際のファンの風量の強さを自動制御できるようにしました。
これによりオペレータの習熟度にかかわらず、車速を上げて作業を行っても選別精度を維持したままの高能率作業を実現するとともに、多様な作物条件(青材、高水分材料、高収量材料など)への適応性を向上させました。

■ 測位情報取得ユニットにおける電源維持制御(発明奨励賞)
機体位置情報の衛星測位に利用する測位情報取得ユニットについて、エンジンが停止しても一定時間、測位情報ユニットの電源を維持できるようにしました。これにより自動操舵を使う作業の合間に燃料補給などでエンジンを一時的に停止しても、走行機体の位置情報の測位状態を保持できるため、作業再開がスムーズになりました。

本特許の使用例:自動操舵システムSE-Navi

三菱マヒンドラ農機グループは、今後も農業の発展に貢献する技術開発を推進し続けるとともに、喜ばれる製品とサービスで地域に根差した企業活動を行ってまいります。

最終更新:2024/10/3018:03

三菱マヒンドラ農機株式会社

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