国土交通経済(平成 31 年 3 月分~平成 31 年 4 月分)の概況
~先月の減少から再び増加。
←公共機関からの受注工事額(1 件500 万円以上の工事)は、平成30 年1-3 月期前年同期比8.9%減少、 4-6 月期同9.1%減少、7-9 月期同5.9%減少、10-12 月期同10.0%減少の後、平成31 年1 月期前年同 月比32.8%増加、2 月期同9.1%減少、3 月期同12.8%増加となり、1-3 月期前年同期比10.7%増加とな った。
~5 か月ぶりの減少。
←新設住宅着工戸数は、総計79,389 戸で前年同月比5.7%減少。季節調整済年率換算値の推移をみると、平成30 年1-3 月期897 千戸、4-6 月期966 千戸、7-9 月期950 千戸、10-12 月期955 千戸、平成31 年1-3 月期943 千戸の後、 4 月期931 千戸となった。
~3 か月連続の減少。
←民間非居住用建築物着工床面積は、平成30 年1-3 月期同4.0%増加、4-6 月期同2.0%減少、7-9 月期同 0.4%減少、10-12 月期前年同期比1.1%増加、平成31 年1-3 月期同9.7%減少の後、4 月期前年同月比4.2%減少となった。
(1)国内輸送
~トラック(特積み)は 3 か月ぶりに減少した。鉄道は、車扱は 6 か月ぶりに増加、コンテナは 2 か月連続で減少した。航空は 19 か月連続で減少した。
←トラックは、特別積合せが3 月前年同月比4.8%減少(3 か月ぶり)、宅配貨物取扱個数が3 月同3.0%増加(2 か月ぶり)、一般が3 月同0.2%増加(3 か月連続)となった。
←鉄道は、4 月前年同月比 2.1%減少(11 か月連続)、車扱が 4 月同 6.0%増加(6 か月ぶり)、コンテナが 4 月同 4.8%減少(2 か月連続)となった。
←航空(主要2 社)は、4 月前年同月比6.4%減少(19 か月連続)となった。(※対前年同月比は、速報値ベース)
(2)国際輸送
~海運は、輸出は2 か月連続で減少した。輸入は2 か月連続で増加した。航空は、輸出は6 か月連続で減少した。輸入は4 か月ぶりに増加した。
←外航海運(海上貨物)(金額ベース)は、輸出が4 月前年同月比1.0%減少(2 か月連続)、輸入は4 月同7.1%増 加(2 か月連続)となった。
←航空貨物(金額ベース)は、輸出が 4 月前年同月比 5.9%減少(6 か月連続)、輸入が 4 月同 4.6%増加 (4 か月ぶり)となった。
(1)国内輸送
~鉄道は、JRは8 か月連続で増加した。民鉄は48 か月連続で増加した。航空は、7 か月連続で増加した。
←鉄道は、JRが 3 月前年同月比 1.4%増加(8 か月連続)、民鉄は 3 月同 1.8%増加(48 か月連続)となった。
←航空(13 社)は4 月前年同月比3.3%増加(7 か月連続)、幹線が 4 月同1.2%増加(2 か月連続)、ローカル線が 4 月同4.9%増加(5 か月連続)となった。(※対前年同月比は、速報値ベース)
(2)国際輸送(航空邦社2 社)
~71 か月ぶりに減少した。
←4 月前年同月比2.6%減少(71 か月ぶり)となった。(※対前年同月比は、速報値ベース)
~出国日本人数は、14 か月連続で増加した。訪日外客数は、7 か月連続で増加した。
←出国日本人数は、4 月前年同月比22.8%増加(14 か月連続)、訪日外客数は、4 月同0.9%増加(7 か月連続)となった。
~旅行取扱額は、国内は 2 か月ぶりに増加した。海外は 2 か月ぶりに増加した。
←主要旅行業者の取扱額は、国内旅行が4 月前年同月比9.1%増加(2 か月ぶり)、海外旅行が4 月前年同月比23.4% 増加(2 か月ぶり)となった。
国土交通月例経済(令和元年5月号)
出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/joho03_hh_000120.html)
最終更新:2019/10/0716:50