2023年度上半期 環境装置受注状況(2023年4月~9月)
2023年11月
2023年度上半期の環境装置受注は、官公需が減少したものの、民需、外需の増加により、前年同期比10.2%増の3,566億円となった。
1.需要部門別の動向
①製造業
機械向け産業廃水処理装置の増加により、前年同期比22.1%増の 297億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置、その他向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の増加により、前年同期比12.9%増の282億円となった。
③民需計
①と②を加算した民需の合計は、前年同期比17.4%増の579億円となった。
④官公需
都市ごみ処理装置の減少により、前年同期比▲4.9%減の2,554億円となった。
⑤外需
事業系廃棄物処理装置の増加により、前年同期比673.4%の431億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硝装置の電力向けが増加したことから、前年同期比5.6%増の 115億円となった。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の機械向け、下水汚水処理装置、汚泥処理装置の官公庁向けが増加したことから、前年同期比41.3%増の1,215億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公庁向けが減少したことから、前年同期比 ▲1.2%減の2,223億円となった。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けが減少したことから、前年同期比 ▲18.8%減の12億円となった。
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最終更新:2023/12/1118:05