2022年度 環境装置受注状況 (2022年4月~2023年3月)
2023年5月
2022年度の環境装置受注は、前年度比10.9%増の7,201億円となり、 4年連続で前年度を上回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
化学、その他向け産業廃水処理装置が増加したものの、非鉄金属向け事業系廃棄物処理装置、機械向け産業廃水処理装置の減少により、前年度 比▲1.1%減の477億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置、その他向けごみ処理装置関連機器が増加したものの、その他向け汚泥処理装置、事業系廃棄物処理装置が減少したことから、前年度比▲0.6%減の650億円となった。
③官公需
下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置の増加により、前年度比 15.2%増の5,804億円となった。
④外需
都市ごみ処理装置の減少により、前年度比▲16.2%減の268億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力向けの増加により、前年度比12.2%増の256億円となった。
②水質汚濁防止装置
下水汚水処理装置の官公需、海外向けの増加により、前年度比 7.5%増の2,118億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需の増加により、前年度比12.1%増の 4,798億円となった。
④騒音振動防止装置
振動防止装置のその他製造業向けの増加により、前年度比74.3%増 の27億円となった。
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最終更新:2023/05/2414:03