酒井重工業 CONEXPO-CON/AGG 2023 ラスベガスに出展
2023年3月14日-18日にかけて、米国のラスベガスにて、世界三大建機展の一つであるCONEXPO-CON/AGG2023展示会が開催され、当社も現法のSAKAI AMERICA INC.(当社100%子会社)と共同で出展致しました。
同展示会では活発な米国市場の状況を反映するかのように、米国内外から多数の方が来場されており、当社ブースも終始賑わっていました。
同展示会への来場者は、主催者によると 139,000 人で、前回 2020 年実績の 130,000 人から約7%増加し、出展者も 2300 社から 2400 社に増えた様です。当社ブースへの来場者は、推定値になりますが 1,200 人程の方が立ち寄られました。
また海外からも中南米を始めとして、西南アジアのインドやバングラデッシュ、中東・アフリカ地域からも多くの当社代理店、また当社との新規取引を希望される多くの企業の方々が当社ブースに来訪されました。
これまでの展示会は、当社は限られた展示スペースに出来るだけ多くの車両を並べて展示していましたが、今回は当社のブランドや車両の価値、道路の締固めのプロフェッショナルとしての姿勢をお客様にしっかりと伝えていくことをコンセプトとし、車両数を減らす代わりに製品特徴を記したパネル展示や、水平振動機能を有したNDローラで実際に転圧したアスファルトのサンプルを展示する等、従来にはなかった工夫を凝らし、同展示会に臨みました。
車両は勿論として、ブース内の展示パネルや展示品をじっくり観察される方々、当社の技術に関して詳しく、また鋭い質問を投げかけられる方々等、これ迄見られなかった多くの反響がありました。
また当社米国現法の近郊の建設会社FOX Brindle社様が、当社米国工場の生産1号機SV510D を保有されており、21年立った今でも未だ現役で現場稼働していることから、当社製品の特長である車両の耐久性や堅牢さをPRするために、車両をお借りして展示致しました。
同展示会で中古建機を展示するメーカが他にいなかった為か、当社ブースには立ち寄らずとも同車両をじっと眺める方々も見られ、多くの来場者の皆さまから大変大きな注目を浴びました。
最先端の技術を牽引する米国市場にあっても、壊れない、そして丈夫でシンプルな製品がお客様のニーズである事を改めて確認する事が出来ました。
展示車両としては、安全性と作業性を両立させた緊急ブレーキ装置付きローラ (ガードマン車両)を、今回初めて海外展示会で出展致しました。
コンバインドローラTW504に、ガードマンを取り付けの上実際にブースデモを行い、また来年早々に販売開始となる振動タンデムローラSW884 (ガードマン仕様)を、振動タイヤローラGW754とマカダムローラ R2H-4 と合わせて展示致しました。
限られた車両に囲まれた中で、当社の強みやストーリーを伝える事をコンセプトとし、当社営業メンバーも懸命にプレゼンしていた姿が大変印象的な展示会でした。
最終更新:2023/04/0414:45