2022年度上半期 環境装置受注状況(2022年4月~9月)
2022年11月
一般社団法人日本産業機械工業会
2022年度上半期の環境装置受注は、民需が増加したものの、官公需、外需の減少により、前年同期比▲11.4%減の3,235億円となった。
1.需要部門別の動向
①製造業
化学向け産業廃水処理装置の増加により、前年同期比6.8%増の243億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置、その他向け事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により、前年同期比1.9%増の250億円となった。
③民需計
①と②を加算した民需の合計は、前年同期比4.2%増の493億円となった。
④官公需
汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、ごみ処理装置関連機器の減少により、前年同期比▲8.8%減の2,685億円となった。
⑤外需
都市ごみ処理装置の減少により、前年同期比▲76.3%の55億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力向けが増加したことから、前年同期比2.5%増の 109億円となった。
②水質汚濁防止装置
下水汚水処理装置の官公庁向けが減少したことから、前年同期比 ▲8.2%減の860億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公庁、海外向け、事業系廃棄物処理装置の官公庁向けが減少したことから、前年同期比▲13.6%減の2,250億円とな った。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けが増加したことから、前年同期比 153.7%増の15億円となった。
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最終更新:2022/11/1618:24