2021年度 環境装置受注状況 (2021年4月~2022年3月)
2021年度の環境装置受注は、前年度比107.1%の6,495億円となり、3年連続で前年度を上回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
食品、機械向け産業廃水処理装置、鉄鋼向け集じん装置、非鉄金属向け事業系廃棄物処理装置の増加により、前年度比188.2%の482億円となった。
②非製造業
その他向け汚泥処理装置、ごみ処理装置関連機器が増加したものの、 電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置、事業系廃棄物処理装置、その他向け事業系廃棄物処理装置の減少により、前年度比99.0%の654億円となった。
③官公需
汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により、前年度比104.5%の5,037億円となった。
④外需
都市ごみ処理装置が増加したものの、排煙脱硫装置の減少により、前年度比98.8%の320億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力向け、海外向けの減少により、前年度比48.2% の228億円となった。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の機械向け、汚泥処理装置のその他非製造業向け、官公需の増加により、前年度比112.3%の1,970億円となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需、海外向け、事業系廃棄物処理装置の官公需、関連機器のその他非製造業向け、官公需の増加により、前年度比112.1%の4,280億円となった。
④騒音振動防止装置
振動防止装置の石油化学向け、その他非製造業向けの増加により、前年度比100.5%の15億円となった。
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最終更新:2022/05/2011:03