2020年度 環境装置受注状況 (2020年4月~2021年3月)
2020年度の環境装置受注は、前年度比104.9%の6,064億円となり、 2年連続で前年度を上回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
食品、パルプ・紙、石油石炭、石油化学、化学、鉄鋼、機械向け産業廃水処理装置、食品向け事業系廃棄物処理装置の減少により、前年度比 45.2%の256億円となった。
②非製造業
電力向け排煙脱硫装置の減少により、前年度比84.5%の661億円となった。
③官公需
下水汚水処理装置、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により、前年度比113.9%の4,822億円となった。
④外需
排煙脱硫装置の増加により、前年度比164.5%の324億円となった。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
排煙脱硫装置の電力向けが減少したものの、排煙脱硫装置の海外向けが増加したことから、前年度比100.3%の474億円となった。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の食品向け、化学向け、鉄鋼向け、機械向け、下水汚水処理装置の海外向けの減少により、前年度比87.9%の1,754億円 となった。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公需、事業系廃棄物処理装置のその他非製造業向け、関連機器の官公需の増加により、前年度比115.8%の3,819億 円となった。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けの増加により、前年度比112.6%の15億円となった。
タグ
最終更新:2021/05/1817:26