配線不要、3分で簡単に取り付け!重機用のワイヤレスバックカメラが登場
建設業における死亡事故のうち、重機との接触事故は毎年、高所からの墜落事故に次いで多くなっています。
重機の運転席からは死角が多いので、背後を見られるバックモニターは安全確保に大きな力となりますが、古い重機だとオプションが用意されていない場合もあります。
そんなときに役立つ後付け用のバックモニターセット「SPOT CAMERA」が、開発元のTCI(本社:大阪府摂津市)と販売会社のMechanicBoard(本社:大阪市北区)から発売されました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
ワイヤレスカメラ
を使っているので、面倒な電源や映像用のケーブル配線がいらないのです。(MechanicBoardのプレスリリースはこちら)
運転席に取り付けたモニター。電源はシガーライターから(以下の写真、資料:TCI)
重機後部に取り付けたワイヤレスカメラ。強力マグネットで鉄の部分ならどこでも取り付けられる
重機の運転席に取り付けるモニター(商品番号:WMBM-0001)は、シガーライターの電源で動作します。
また、ワイヤレスカメラ(商品番号:WMBC-0001)は充電式のリチウムイオン電池で最大12時間、連続で動作し、強力マグネットで鉄の部分ならどこでも簡単に取り付けられます。
カメラとモニター間は、無線で映像や音声を送り最大120mも届きます。電波法に合致していることを証明する技適マークも取得しています。
カメラとモニター間は電波で映像や映像を送る
さらに、カメラには
ドライブレコーダー
機能も付いていますので、“あおり運転”などの被害を受けてもバッチリ記録できるので安心ですね。
セットの内容
気になるお値段ですが、8万8000円(税別)とお手ごろです。バックモニターが付いていない重機をお持ちの方、検討してみてはいかがでしょうか。
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最終更新:2020/01/3014:53