鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2019年11月分)

2020/01/1014:36配信

2 0 2 0 年 1 月 1 0 日

経 済 産 業 省 大 臣 官 房

調査統計グループ経済解析室


■ 鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 ■ 


1.鉱工業出荷内訳表(季節調整済指数) 

2019年11月の鉱工業出荷は96.4、前月比-1.7%と2か月連続の低下となった。 

うち国内向け出荷は96.6、同0.2%の上昇、輸出向け出荷は96.5、同-6.3%の低下となった。 

(1) 国内 

 国内向け出荷の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「汎用・ 業務用機械工業」(ボイラ・原動機、分析機器・試験機等)等、低下に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(空調・住宅関連機器、電子計算機等)、「化学工業(除.医薬品)」(化粧品、石油化学系基礎製品等)等であった。 

(2) 輸出

 輸出向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、産業車両等)、「生産用機械工業」(建設・鉱山機械、その他の生産用機械等)等、上昇に寄与した業種は、「石油・石炭製品工業」(石油製品、石炭製品)、「電気・情報通信機械工業」(電子応用装置、電池等)等であった。

(3) 財別 

 財別にみると、国内向け出荷については、耐久消費財、非耐久消費財が上昇、輸出向け出荷につ いては、資本財、生産財等が低下となった。  

2.鉱工業総供給表(季節調整済指数) 

2019年11月の鉱工業総供給は96.5、前月比-1.1%と2か月連続の低下となった。 

うち国産は96.8、同0.3%の上昇、輸入は94.8、同-2.8%の低下となった。 

(1) 総供給

 総供給の低下に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(無線通信機器、電子計算機等)、 「鉱業」等、上昇に寄与した業種は、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、計測機器等)、「輸送 機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)等であった。  

(2) 輸入 

 輸入の低下に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(無線通信機器、有線通信機器等)、 「鉱業」等、上昇に寄与した業種は、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、石油化学系基礎製品 等)、「鉄鋼・非鉄金属工業」(非鉄金属精錬・精製品、電線・ケーブル等)等であった。 

(3) 財別 

 財別にみると、総供給については、生産財、資本財等が低下、輸入については、生産財、耐久消費財等が低下となった。

業種別・財別 鉱工業出荷・鉱工業総供給季節調整済指数の前月比、寄与度(2019年11月分) の詳細はこちらからご確認ください。 


出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-1.html

最終更新:2020/01/1015:34

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