台風19号/地域建設会社が応急復旧/堤防工事、排水作業に全力

2019/10/1810:23配信

千曲川の堤防が決壊した長野市穂保地先では17日中に仮堤防が完成する見込み(北陸地方整備局提供)

 甚大な被害をもたらした台風19号の応急復旧に、地域の建設会社が全力を尽くしている。堤防が決壊した千曲川では、地元の長野県を始め、新潟県や富山県、石川県など各地の建設会社が1日も早い復旧に向けて堤防の緊急対策工事や排水作業に汗を流している。
 台風19号により千曲川では長野市穂保地先で堤防が決壊したほか、上田市諏訪形地先で堤防が欠損し、ともに13日から緊急対策工事が進められている。穂保地先はフクザワコーポレーションと北條組、諏訪形地先は宮下組と栗木組がそれぞれ作業に当たっており、穂保地先は17日中にも仮堤防が完成する見込みだ。

 穂保地先で発生した浸水は13日午前10時時点で約9.5km2に上ったが、排水ポンプ車などによる排水作業により16日正午時点で99%に当たる9.4km2が解消した。
 排水作業では全国から計47社が支援に当たった。北陸管内では新潟県から相村建設、田中産業、大島組、上越商会、岡田土建工業、福田道路、丸運建設、富山県から小林建設、松嶋建設、丸新志鷹建設、東城、新栄建設、藤川建設、川原工業、石川県から中島建設、丸西組が作業に取り組んだ。そのほか、近畿地方整備局管内から18社、四国整備局管内から6社、九州整備局管内から7社が応援に駆けつけた。

【TEC-FORCE路面清掃作業を開始 】
 また、北陸整備局は16日から、長野県と長野市からの要請を受け、台風19号により浸水した長野市の地区でTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)による路面清掃作業を始めた。
 要請個所は国道403号と県道34、35、70、77、387号。路面清掃車4台、散水車3台、側溝清掃車1台、排水管清掃車1台で作業を始めており、北陸パブリックメンテナンス、上越商会、アイレック新潟、道路技術サービス、ハイウェイ・リバーメンテナンスが協力している。

最終更新:2019/10/1810:30

株式会社日刊建設通信新聞社

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