関東整備局/河川管理で計測訓練/陸上・水中レーザードローンを使用

2019/10/1511:18配信

【3次元計測へ技能向上誓う】
 関東地方整備局は10日、埼玉県加須市の大利根河川防災ステーション(埼玉県加須市)で、陸上・水中レーザードローンの飛行計測を訓練した=写真。河川管理でドローンを専門的に運用する同局のチーム「関東River-SKY-i」が、陸上・水中レーザードローン2機と全天候型ドローン4機を調達。このうち陸上・水中レーザードローン1機を9月11日に納入し、今回で3回目の訓練を行った。

陸上・水中レーザードローンの飛行計測

 当日の訓練は、5人が受講した。タブレットのアプリで運行ルートを確認した上で、利根川河川敷で汎用ドローンを事前飛行し、障害物などの有無を確認してルートを確定。ルートをタブレットに入力し、陸上・水中レーザードローンを高度80m、毎秒3mで自律航行して計測した。1回のフライトで10haの計測が可能という。その後、防災ステーションに戻り、取得データを確認した。陸上・水中レーザードローンは、12、13分程度航行でき、1㎡当たり100点の点群データを取得できる。
 訓練を終え、河川部の佐藤寿延部長は「これまでは目視の確認だったが、ドローンにより、沈下状態がすぐに分かるなど河川管理が効率化・高度化する」と期待を語った。
 操縦した利根川上流河川事務所の赤池純沿川整備課調査係長と、荒川上流河川事務所の真崎綾子熊谷出張所管理第二係長は、「(普段のドローンと違い)レーザーを搭載しているので重くなる」といった注意点を挙げ、実際の3次元計測に向け、技能向上を誓った。

最終更新:2019/10/1511:27

株式会社日刊建設通信新聞社

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